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季語「芽柳」


芽柳の翠映みどりは荒天こうてんの午後

詠みたくても、その日のうちに
出来上がらないのが悩みです。

最初の句はこちら⬇️でしたが、奇抜かな〜と
変えました。
爆音の工事柳の芽の翠

実は、少し前に「家族」で句を作る宿題に
取り組み、息子を詠んだ句があったので
推敲。元句⬇️
風とたはむるる柳の蒼の濃き


柳の、飄々として
捉えどころのないあたりが
息子の姿に重なります。
聞いているのか聞いていないのか
その気があるのかないのか
覇気がないと誤解を受けるものの
時に頼りになる顔も持ち合わせ‥

柳の芽は雨に打たれ風になびけど
しなる枝もほっそりとした葉も
嵐が去れば何事もなかったかのように
存外しぶとい。
根は根でお勤めをしていると
alohaさんの記事で教えていただきました。
ちょっと嬉しい気持ちでした。


あれはあれで生きる術なのかと。
まどろっこしい思いはあれど
自然のままがいいのだと思います。
ただ、痛い時は痛いと言える場が
あればいいなあ。
“柳推し”の願いは尽きません(^ ^)

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