モバイルライブスタンドButtobiテストラン
こんにちはまみくん3歳です。
浅草Buttobiを退去してからちょうど1年経ちました。
母体がゲストハウスだった浅草Buttobiがコロナウイルスの影響で維持できないとなれば、いっそトラックに移転してしまおうということで、モバイルライブスタンド構想を掲げてきました。
最初に言っておきますが全面的に非難がクッッソ轟々しそうなことをやりましたけど、それでも続けてやっちゃうもんね〜〜〜〜!!!!!!っていう記事ですので以下読む方はご了承ください。
先に謝っておきます!
いいたいことはいっぱいあるけど、
「飯食えば必ずクソがでる」
みたいなこの世界ではなるべく小さな幸せとなるべく小さな不幸せなるべくたくさん集めるしかない!
情熱の真っ赤な薔薇!オス!
モバイルライブスタンド、ライブハウストラック、移動式ライブハウス、軽トラDJスタンド、呼び方はなんでもいいんですが、
そういったものを掲げたからにはもっと早く作りたかったんですけど、去年のコロナファーストインパクトにおけるダメージがけっこうあって、取り返すためにめっちゃ働いて、精算をギリまで、、、むしろだいぶオーバーして待ってもらったりして、最近全部精算終わりました。みなさまの寛大な心に感謝です。
めっちゃ働いて今年の1月に暇になってきたときにちょうど濃厚接触者になって、熱とかでたけどなぜかじぶんは陰性で、1ヶ月くらい家から出ないでいたら10キロくらい太ったし、1ヶ月も家にいると結構精神衛生上よろしくないな〜〜ってかんじで「まじでなんもやりたくね〜〜」ってシーズンが続いて正直今まできちゃってるんですが、友達とのやりとりで
「6月12日のレコードストアデーで買ったレコード路上で流せたら激アツじゃね?!」
って話になって、自分じゃないだれかが巻き込まれて期限が決まると頑張れるタイプのオレ、でも期限ギリギリじゃないと頑張れないタイプのオレ、
3日前からトラックの箱部分の大枠を作ることに着手しました。
そして出来たのがこれです!!!!!
1トントラックを買ったのですが、いざ作ろうとしてみると、めちゃでかい。
軽トラで作ってるこういう”モバイルハウス”と呼ばれるものは結構いっぱいみてきたんですが、1トントラックだと高さ制限10トン車とかと一緒のマックス3.8メートルまでいけるので、まじでくそでかい。
東京の狭い土地で作るの無理じゃね??ってなったので、
現在改修中の新潟の旅館の駐車場を借りて制作しました。
亀ちゃんが手伝ってくれました。サンクス!
そして迎えたレコードストアデイ当日、枠はできたはできたけどそれだけなので剥き出しのままとりあえず機材を積むことに。
とりあえず家においといたButtobiの機材たちを積むだけ積んで高円寺に行きました。
(酒× → DJ機材の周辺に酒置いたりするのはやめよう)
去年から家の近隣を走りながらどっか音出し行けるところないかな〜って考えながら街をみてまわっていて、候補地は何個かみつけていました。
そのなかでも高円寺がやっぱりすごくて、北口広場とかみると、飲み屋が閉まってて溢れかえってる人々を基調とした上で、爆音でラジオながしてるおじさんとか、トランスみたいの流してる外国人とか、むちゃくちゃ混沌としていました。
バンドやってる時代からライブしに来るたびに「高円寺はやべえ」と感じつつゲロ吐いたり記憶なくしたりしてきましたが、
今さらに混沌極まるこの地でなんかやるときがきたか!
ということで第一候補として決めました。
DJしてもらおうとこのテストランに誘ったのは青島将司(チンタオ)とテルミーです。
この二人を誘った理由も詳しく書こうと思ったら記事一個分できちゃうのではしょりますが、簡単にだけ言うと
もともとこのDJトラックを高円寺にもっていかなくても高円寺の駅前では音楽は流れてたり弾き語りとかそこらでやってるんだけど、テルミーとチンタオがDJするとそれが爆発すると思ったからです。
あと強制終了によってぐっだぐっだになって例えDJできなかったとしても二人なら許してくれるだろうということです。
◇結果◇
6時間くらいDJライブ出来たしめちゃくちゃ盛り上がった。
もうそれはそれは盛り上がった。
◇テストラン前の疑問◇
「とりあえずやってみる」はこの世の全てにおける最重要事項ですが、なんでもかんでもやってきたようなぼくでもこの最初の一歩はいっつも重たい。
なんとなく「こんな失敗があるんじゃないか?」を最初に考えてたのは以下です。
Q1.トラックのサスペンションが効く(人が動くと揺れる)
荷台の上でレコードを流せるのか?
→
A1. 無理かと思ってたけど案外いけた。
ほかの人が荷台にのっちゃうと揺れちゃうので荷台に乗るのは一人しか無理。あとレコード流せても自分で踊れない。(そもそも固定してるとこでもたまに飛ぶ)
幸運にもこのテストランの直前に「車屋さんにバイクを取りに行く」という便利屋業が入っていて取りに行った先の車屋さんがめちゃくちゃ親切で、「ジャッキアップして足入れたらたぶん揺れん」ということで必要なものぜんぶ教えてくれました。取り入れます。
これぞ便利屋ネットワーク、スーパーラッキー。
Q2.どんくらいで警察からやめてっていわれるか?
→
A2.ただちに移動してくださいってことは言われない。
簡単に言うとたぶん”カーステレオがでかい” 扱いになる。
弾き語りを路上でやるってなると、道路の上にいろいろ置いて占拠することになるので、それを名目にすぐ移動してといわれがち。
それと違ってこのモバイルライブスタンドは車の上で完結しているので、「ただカーステがでかいだけ」という扱いをされるのでは?という仮説がありました。
今回受けた注意は限りなくそれに近い注意でした。
何回もトラックの前を警官が素通りして行って、
2時間くらいたったあと、警察が向かい側でやってる弾き語りを止めに行っててそのついでみたいな感じでこっちにきて言ったことは
「音量ちょっと大きいから下げてね」
でした。
(向かい側でめちゃくちゃ絶叫系の弾き語りやっててそっちのほうが明らかにヤバかった。)
その後最終的には人が集まりすぎて通行に問題がでちゃう場合は止めざるをえないと言う感じでストップが入りました。
それでも「すぐ立ち去って」ということは言えない感じで、「結果としてダメだからやめて」みたいなことを言われました。
通行に支障きたさないように通路の確保と酔いすぎてる人の誘導とかはチンタオが積極的にやってて、さすが長年のクラブハウス勤めはすごいぜって感じでした。
Q.3 電源どうするか?
→
A.3 今売ってるなかで一番でかいモバイルバッテリーがすごすぎる
↓これです。
発電機を最初は考えてたんですが、音がすげーうるさい、音量下げようにも発電機がうるさいみたいになっちゃう可能性がありました。
調べたらどうやらすげーバッテリーがあるらしいということで、20万円くらいするやつを買いました。
結果今回の機材なら 12時間くらいは余裕で持ちそうなことが判明。
普通のクラブ営業くらいいける。
使った機材
・スピーカーアンプ 75W×2
・CDJ2台
・ミキサー1台
・ターンテーブル2台
・LED照明1台
しかもソーラーパネル買えば充電しながら使用できるので、日中だったら永久機関になるかもしれん。
◇今後について◇
とりあえずできたのが枠だけなんで壁を作って常設DJブース作ってカパって側面開けばライブハウス!と言う感じでカッケー感じに完成させます。
そして完成と同時に販売します!!!
トラック本体込み¥2,000,000-(見込み)
音響機材応相談〜
一台売れたら二号機を作ります。
二号機売れたら3号機つくります。
コンビニエントなパーティーが溢れる世の中になってくことを目指します。
いつか全集合してトラックフェスしましょう。
あとフジロックとかのでかいフェスでこれ1台でそのまま1ブースになりたい。
おしまい
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?