幸せのカタチとは
人それぞれに幸せの意味やカタチは違うと思う。
自分の幸せを願う人や相手の幸せを願う人、2人で幸せになりたい人、それぞれなのだ。
わたしはシングルだけど、遠距離で彼がいる。
彼は8歳年下、若いけどきちんと自分の意見を言えるところや仕事に真面目なところ、なによりもわたしを理解しそばにいてくれている。
惚気ではなく、いてくれることへの感謝で毎日幸せなのだと思っていた。
わたしは自分も幸せになりたいと思うけど、それよりも彼にいつも笑顔で幸せでいて欲しいと常々そう思ってきた。
いろんな経験から笑顔を失ってしまい、笑い方すら忘れてしまって、笑顔を作れなくなっていたわたしに再び笑顔を作ることを教えてくれたのは彼だったから。
過去にDVと言葉の暴力のせいで笑顔を作れなくなって笑えなくっていた。
『お前、笑うとブスだから笑うな』
そう言われた過去からノイローゼになっていったのだ。
今の彼と出会って初めて笑ったときに
『かわいいっ!○○は笑ってる顔がかわいいね』
と言われたとき、固まってしまったのだ。
笑顔を作るのが苦手なことを彼には話してなかったからだ。
だから、その彼の言葉は本心なんだとそう感じられた。
何年も過ごしてきて、この人となら一緒にいても楽しく幸せでいられるかもしれないとそう心から思った。
わたしは去年、彼の子を授かった。
でもお空に帰ってしまっていた。
2人でたくさん話をして、わたしの年齢や体力を考えたらもう無理かもしれないと…
去年、2人で涙が枯れるほど泣いた。
子供だけが全てではないのは分かっている。
彼に自分の子供を抱いて欲しかった。
複雑な家庭で育ったのを知っていたから。
人一倍幸せになってほしいと思ってた。
今年の始め、新たに命を授かった。
その大切な命がまた流産と診断されてしまいました。
わたしの中で色んな意味でのラストチャンスだと決めていた。
わたしでは彼の子を産むことはもう年齢的に無理。
彼が子どもを望むならわたしは身を引くべきなんでは?と考えるようになってしまったのだ。
彼は
『子供だけが全てではないよ。授かれなかったとしても○○とこの先もいたい気持ちは変わらないのに。
俺の気持ちは無視して離れようとするん?』
って言われた。
最もなのではあるけど…
頭の中で混乱中の今のわたしには冷静な判断は難しいのかもしれない。
次に続く…
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