見出し画像

2022/9/20「1日1冊読めるかな」4C読書チャレンジ867日目❣️


                                                                                                                                                                                                                                                                                                             
「世界史は化学でできている」絶対に面白い化学入門 2回目
左巻健男 タイヤモンド社 2021年2月

❷[3POINT]
① 第2章 デモクリトスもアインシュタインも原子を見つめた
☆原子の内部はスカスカ
原子の内部について最も驚くべき研究結果はイギリスのマンチェスター大学のアーネスト・ラザフォードらによるものだった。
実験結果から、ラザフォードは、
「原子が占める空間はスカスカで、中心にα粒子(正電荷)と反発する、正電荷を持つ原子核があり、原子核は原子全体と比べるととても小さい」ことを予想して、(原子の中心の正電荷を帯びた)原子核の周りを電子が回っている「原子模型」を提唱したのである。
その後、原子核は正電荷を持つ陽子と、電気的に中性の中性子からなることがわかった。
1932年、ジェームズ・チャドウィックによる発見だ。

② 第3章 万物をつくる元素と周期表
☆物質を大きく3つに分ける
世の中の物質は大ざっぱに3つに分けられる。金属、イオン性物質、分子性物質である。
かつては、すべての物質が、原子が集まってできた分子からできていると考えられていた。ところが、金属や塩化ナトリウムなどは分子からできていないことがわかったのだ。
金属は、金属原子が電子を放して陽イオンになって、陽イオンの集合体の間を自由電子がうろうろしている。
イオン性物質は、陽イオンと陰イオンが静電気的な力で結びついてできており、塩化ナトリウム、水酸化ナトリウム、硫酸ナトリウム、炭酸カルシウムなどがある。
分子性物質は、原子が結びついた分子からできている。水素、酸素などの気体、エタノールなどの液体、ショ糖などの固体がある。

③第4章 火の発見とエネルギー革命
☆燃料の歴史とエネルギー革命
人類は火を利用し始めてから長いあいだ、おもに木および木炭を燃料にしていた。
しかし、燃料の需要が高まると深刻な木材の不足が起こるようになった。
12〜13世紀にはイギリス、ドイツで石炭の本格的採炭が、さらにはコークスを使う近代製鉄が始まると、石炭の消費量が飛躍的に増大。これが産業革命の原動力となってイギリスの世界制覇が完成する。
第二次世界大戦後、中東の豊富な石油資源が開発され、また、タンカーの大型化によって輸送費が低下した。そのため、燃焼が容易で灰も出ず、パイプラインで遠距離大量輸送が可能であり、石油化学工業として様々な製品をつくる原料になる「石油」が石炭を圧倒するようになった。
メタンを主成分とする天然ガスは、同じ熱量を発生させる時の二酸化炭素排出量が少なく、さらに、大気汚染物質となる窒素酸化物の排出が少なく、硫黄酸化物も排出しない大変にクリーンなエネルギーである。そのため、石炭・石油・LPガスからのエネルギーシフトが期待されている。

❸[1ACTION]
[衝撃を受けたこと]
「生物体をつくる原子は、すべて地球を作った原子たちだ。その原子たちを辿っていくと、星々の爆発やビッグバンに行き着く。つまり、私たちは星の子なのだ。」
[実行すること=自分との約束]
自分の苦手意識に挑戦する。
[思いついたこと]
1回目は、2021年5月6日。「科学は嫌いだが、歴史は好き」なので、購入したのを覚えています。
[そして…]
歴史は好きですが、世界史は苦手でした。人名がカタカナで、数字(年号)がたくさん出てくるから。日本史は、人の名前は漢字、年号にはほぼ元号が併記されているからです。つまり、「カタカナと数字」が苦手なのです。だから、後でゆっくり読もうと思って、本棚に積んだままになっていました。歴史は積み重ねなので、飛ばすと訳がわからなくなってしまう可能性があるので、今回は先に「速読」でざっと目を通し、面白い!と思ったところを抜き出すという、4C速読法からすると、逆順でやってみます。

❹[1episode]
☆ファインマンの問い
カリフォルニア工科大学の著名な物理学者リチャード・フィリップス・ファインマン教授は、『ファインマン物理学1 力学』で、
「もしも(ノアの洪水のような)一大異変が起こって科学的知識が全部失われて、ただ一つの文章だけしか次の時代の生物に伝えられない場合、最少の語数で最大の情報を込めた文章はどんなものか?」という、SF的な状況設定の問いを発した。
ファインマンはこのように答えた。
「あらゆるモノは原子からできている」
生物体をつくる原子は、すべて地球を作った原子たちだ。その原子たちを辿っていくと、星々の爆発やビッグバンに行き着く。つまり、私たちは星の子なのだ。
私たちの体とつくる原子のうち10億個ほどは、かつてクレオパトラの体をつくっていたかもしれないし、さらにもう10億個は仏陀など歴史上の人物からやってきたかもしれない。

*********************

ライン公式始めました。
下記のリンクよりご登録お願いします。

https://lin.ee/sOyijfl

*********************

おかげさまで、初出版でAmazon1位になりました。
「速く読めるは武器になる」
購入はこちらから。
読者特典は、30分無料個人セッションです。

https://www.amazon.co.jp/dp/B09W28ZD9Z

*********************

「1日1冊読めるかなチャレンジ」はFacebookのプライベートグループ
「朝喝!フレンズ」が原点です。
まずは、Facebookで、私の友達になってください。

https://www.facebook.com/groups/393086604875939/?ref=share

*********************

勇気と本気のチャレンジャー募集中!
「読書マラソン2022」
2022年1月1日スタートしました。
公開のFacebookグループを中心に活動しています。

https://www.facebook.com/groups/943313116279937/?ref=share

*********************

オンラインによる「パーソナルコーチ」を始めました。
まずは読書習慣を変えることから始めてみませんか?

詳細は、無料の個人セッション(Zoomで1回45分)にて説明します。
下記のリンクよりお申し込みください。

現在、お休みをいただいています。まもなく募集を再開する予定です。

*********************

アメーバブログでは、過去の記事が全部読めます。こちらからどうぞ。

https://ameblo.jp/alteliebe42/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?