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「本を語る」2024/6/4「かみさま試験の法則」


❶[1BOOK]
「かみさま試験の法則」
のぶみ著 (株)青春出版社 2018年3月20日 第1刷

❷[3POINT]
① かみさまはいつも見ているよ
落ち込んだり悩んだりできるだけしたらいい
ただ立ち上がる時は、できるだけ一人で立ち上がると、
その後の自信になるんじゃないかな。

② 答えは2つ?それとも1つ?
心のドアが閉じていたら 何しててもうまくいかないよ
心のドアをいつも開けて ドアがついてるカベもなくして
自分からどんどんみんなに優しくしたらいいさ

③ おわりに
やさしい人じゃなく、やさしくしようとする人になりたい。

❸「本を語る」
6月2日、名古屋で開催された講演会で、私は書籍販売のお手伝いをしてきました。
[思いついたこと]
絵本作家である「のぶみ」さんが、書籍を出版しているのは非常に珍しいので、思わず買って帰りました。のぶみさんは、絵本を描くのが仕事ですが、描いた絵本を「読む」のも上手です。それは、自分の思いを絵と文章と、さらに声で表現できるからですね。講演会でも、「爆弾になったひいじいちゃん」を読んでくださいました。知覧から飛び立つ特攻隊員のお話です。聞くたびに涙が出ます。
[そして]
リアルにのぶみさんと会ったのは、昨年9月に岡崎かつひろさんが開催した、北原照久邸訪問ツアーの時でした。ちょうど、上記の絵本が出た直後でもあったので、その場で本を買い、読み聞かせを聴き、似顔絵付きのサインをもらって、感激したことを覚えています。また、北原さんちのリビングで、「素朴な疑問」を次々と投げかけているのぶみさんの姿、そしてそれに一つ一つ丁寧に答える北原さんの姿が印象的でした。
[しかし]
「YouTubeでは語れない話」をしてくれたのぶみさんは、また違った一面を見せていただきました。そしてまだ、ラフ画の次回作を、説明しながら読み聞かせ。繊細な絵のタッチや言葉の選び方から思い浮かぶイメージとは、ちょっと違う、大柄な体躯に、最初は戸惑いましたが、その笑顔を見ていると、それらのすべてが「のぶみ」さんなのだと、妙に納得できます。
[だからこそ]
一人でも多くの人に、のぶみさんの絵本に触れてもらいたい、という思いが湧いてくるのです。相棒の「なっきー」は、絵本の「読み聞かせ」がものすごく上手です。アナウンサーという仕事柄というのもあるでしょうが、一番すごいのは、「読み間違いがない」こと。私自身が「音読」を続けているからこそ、その凄さがわかります。また、キャストによって声や表現を変えることができるのは、役者の才能があるからでしょう。なっきーによるのぶみさんの絵本の読み聞かせは、ぜひ一度聴いていただきたいと思います。



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