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2022/5/9「1日1冊読めるかな」4C読書チャレンジ733日目❣️

読書家・浅井真美世


                                                                                                                                                                                                                                                                                                             
「全脳思考」結果と行動を生み出す1枚のチャート　6日目
神田昌典　ダイヤモンド社　2009年6月

❷[3POINT]
第5章　発想・行動・結果を生み出すストーリーの法則
①いったい何が「発想」を生み出すのか？
☆「快」に取り組むことで、脳全体を活性化
全脳思考モデルでは、顧客のHAPPYな状態をイメージすることから思考を始める。これは脳機能の観点から考えた場合、非常に理にかなっている。
脳が活性化するためには「好き」と判断される対象について考えることが極めて重要であることがわかっている。だからワクワクする人から考えはじめるのは、理想的なウォームアップとなる。
一人の顧客を深く理解することをきっかけとして発想を広げていく。実際にやってみると、ひとりの顧客への真の共感を寄せることは、想像以上にパワフルな効果を持つ。市場全体をデータとして分析・理解するのとはまた別の角度から、多くの人を巻き込む力を持つのである。

②いったい何が「行動」を動機づけるのか？
☆物語に取り込まれると、勝手に動き出す
物語は、知識社会において事業を成長させるための中核である。しかしながら、ビジネスパーソンが、あたかも作家を目指すかのように物語の構築の仕方を学ぶのは、時間のムダであろう。ビジネスパーソンがアーティストから学ぶことは重要であるが、アーティストになる必要はない。エッセンスを取り入れればいいのである。
読者や観客が、時間を忘れて没頭する物語。それは千差万別のように思えるが、実は、あっけないほどシンプルな共通パターンがある。
言葉にすれば、「ありふれた日常」→「非日常」→「新しい日常」である。
旅にたとえて、「出立」→「非日常への旅」→「帰還」と表現することも多い。

③いったい何が「結果」を確実にするのか？
☆曲線によるフィードバック効果
なぜ、賢く、考え抜かれた戦略を実行しても、一直線に成功することはないのか？
それは、われわれは無意識レベルでは、むしろ葛藤を望んでいるからだ。映画館に行って、葛藤のない物語を観ようとする人はいないように、現実でも葛藤のない人生を歩む人はいない。仕事に人が集まり、プロジェクトを開始すれば、無意識に紆余曲折のドラマをつくり出す。つまり、われわれはスムーズに成功するよりも山あり谷ありの経験を望んでいるのだ。葛藤をつくり出しているのは、われわれ自身なのである。
自分の行動は自分で決定しているという思い込みを手放すと、ビジネスパーソンは重要なスキルを身につけられるようになる。あたかも舞台の上を、一段上から眺めるような上位の思考ができるようになるのだ。自分が演じながらも、監督として一段上から舞台が眺められる。これは優れたリーダーの視点と同じだ。

❸[1ACTION]
［衝撃を受けたこと］
「物語に取り込まれると、勝手に動き出す」
［実行すること＝自分との約束］
自分自身の物語を、自分の言葉で語る。
［思いついたこと］
誰にでも「物語」はあります。でもなぜか「自分は平凡で、何もない」と言います。
［そして…］
人の話を聞くだけで、自分のことは語らない人があまりにも多いのです。理由はたいてい「恥ずかしいから」です。すでに他人と比較してしまって、自分自身を深掘りしようとしないのです。少し掘ったら、ザクザク出てくるにもかかわらず。とっても勿体無いですね。それを引っ張り出すのも、私の仕事の一つです。

❹[1episode]
☆TEFCAS
トニー・ブザン氏が提唱した方法で、目標を実現するためのプロセス管理サイクルである。
1）Success（成功）
2）Trials（トライアル）
3）Evets（イベント）
4）Feedback（フィードバック）
5）Check（チェック）
6）Adjust（アジャスト）
7）Success
あなたが明確にイメージしていた成功を遂げる。多くの成功者が語るのは、最終的な成功は、当初イメージしていたものをはるかに上回るということだ。

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