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「本を語る」100日100冊チャレンジ 第30日



❶[1BOOK]
「口下手でも人見知りでもあがり症でも人生が変わる 人を『惹きつける』話し方」
佐藤政樹 プレジデント社  2023年3月19日

❷[3POINT]
①「相手を喜ばせる」
☆「聞く力」が人を惹きつける土台になる
劇団四季創業者の浅利慶太さんは、小さな変化や努力に気づく天才でした。
「お前はサボらないから怪我しないんだよな」
「不器用だけどコツコツやってるな」
「前回届いていなかった高音域が届くようになってるじゃないか」

②「イメージさせる」
☆人は「気づいてくれる」と嬉しくなる
「相手を喜ばせる質問で切り込む」こと。そのためにできることをいつも考えて、口に出していたことです。

③「“見られる“より“見る“意識で話す」
☆「居れている」自分と対話しよう
「なぜその場にいるのか」が腹落ちしている人=「居れている」人
「なぜその場にいるのか」が腹落ちしおらず、浮ついている人=「居れていない」人
「居れていない」状態になった時、もう一人の自分があなたに問いかけます。
「誰のため、何のため、なぜそこにいるの?」

❸[1ACTION]
[実行すること=自分との約束]
「なぜその場にいるのか」を常に意識する。

[思いついたこと]
人の経験というのは、多いとか少ないとかではなく、その人がどう考え、その後の行動につなげたか、という点が重要です。何も考えない人は、失敗を繰り返すだけです。私も、その一人だったな〜とつくづく思いました。67歳にもなって、年齢だけを「経験値」にしている自分が、恥ずかしくなりました。でも、何も考えてこなかったわけではありません。書いていなかっただけなのだ、と気づきました。

[そして]
自分の失敗を、恥ずかしいこととして、隠そうとしていたのです。だから、書かなかった。いや、書けなかったのです。ここでも「ありのまま自分」という言葉が、浮かび上がって来ます。さすがに最近は、人の目を気にすることが減りました。それは単に、「この歳になったんだから」という居直りでしかありませんでした。それを逆に「この歳だからこそ」に変えて、ありのままの自分を表現し、「書く」そして「話す」ことに繋げていきます。

❹[1episode]
☆おわりに
最初に取り組んだことが、第2章でお伝えした「書いて発信する」ことです。どんなささいなことでも、とにかく「書く」ことを続けました。挑戦したこと、失敗したこと、そして、そこから何に気づいて、どのように行動をするのか・・・。私の行く末を心配してくれる同級生や先輩に向けて、「経験→気づき→行動」のメールマガジンを毎週、送るようにしたのです。
本当に赤裸々に、自分の考え・悩みを書き続けました。
しかし、このときの経験が、私のパワーの源になりました。
自分の考えを整理する。
言葉をつむいで、行動につなげる。
そして、ありのままの自分で「実感して語る」。
失敗ばかりの23歳のフリーターが、劇団四季の主役にまで上り詰めたのも、そして、飛び込み営業で返り咲いたのも、愚直に「やる」と言ったことを、ただ実践し続けたからこそなのだと、今になって振り返ると、あらためて思います。


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