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2022/5/11「1日1冊読めるかな」4C読書チャレンジ735日目❣️

読書家・浅井真美世


                                                                                                                                                                                                                                                                                                             
「全脳思考」結果と行動を生み出す1枚のチャート　8日目
神田昌典　ダイヤモンド社　2009年6月

❷[3POINT]
第6章　行動するための、ロジカル思考とは？
①行動するロジカル思考③応援してもらう
☆チーム・ダイナミックスにおける「桃太郎理論」
実は、プロジェクトが進行する過程で、チームメンバーに宿る役割は、桃太郎に登場する
「桃太郎」「イヌ」「サル」「キジ」の4つのキャラクターの特徴をそのまま表している。言い換えれば、桃太郎の4つのキャラクターを理解すれば、あなたはプロジェクトを進める過程で生じるさまざまな課題に適切に対処できるようになる。『桃太郎』は、マネジメントの最適な教科書なのだ。

②4つの役割が持つ異なる能力
プロジェクトを推進させるためには、その発展段階に応じて、4つの役割が持つ異なる能力を必要なタイミングで活性化していく必要がある。具体的に言えば
1）導入期には、事業を離陸させるために、起業家（桃太郎）が活躍する
2）成長期前半には、事業を軌道に乗せるために、実務家（イヌ）が活躍し、起業家（桃太郎）がサポートする。
3）成長期後半には、事業を安定化させるために、管理者（サル）が活躍し、実務家（イヌ）がサポートする。
4）成熟期には、次の成長サイクルをつくり出す人材を育てるため、統合者（キジ）が活躍し、管理者（サル）がサポートする。

③多様性
あえて男性性、女性性を持ち出して説明する理由は、伝統的にみられる価値観のように、男性性だけでプロジェクトが推進できるかと言えば、決してそうではないことを強調するためだ。結果を生み出す組織とは、男性性と女性性が有する優れた才能を適切なタイミング、適切なバランスで活性化でいる組織と言えるのである。
面白いのは、メンバーが担う役割は、必ずしもそのメンバーの性格によって固定しているものではないことだ。誰がどんな役割を演じるかというのは、そのチームが形成している場によって決まってくる。
現実をみれば、価値あるプロジェクトを推進しようと思えば、どんなに均質なメンバーを集めた組織でも、そこに多様性（ダイバーシティ）が生じる。一つの価値観で一枚岩になるのではなく、すでに現実に存在している多様性を認め、その異なる視点をより高い視点で統合できることが、まさにプロジェクトの成否を決するのであり、新時代のリーダーに求められているのである。

❸[1ACTION]
［衝撃を受けたこと］
「すでに現実に存在している多様性を認め、その異なる視点をより高い視点で統合できることが、プロジェクトの成否を決する」
［実行すること＝自分との約束］
多様性についての理解を深め、一段階上の視点から統合できる人間になる。
［思いついたこと］
実際、まだまだ偏った見方で選書をしている自分がいます。
［そして…］
これまでは「作家になる」ことが目的でしたが、一歩進んで、「作家として生きる」ことを目指します。どんどん本を書いていくために、いろんな視点からのアプローチと企画力を養うために、読書を進めていきます。どうしてこんな結論になるかって？それは「出版する」というのは一つのプロジェクトだからです。そして作家は、そのプロジェクトリーダーでもあるのです。

❹[1episode]
☆ネガティブな出来事は、すべて質問である
単純にそのネガティブな出来事により、プロジェクトの進行が押し止められるのではなく、一段階上の視点からプロジェクト全体を見渡すことができるようになる。あなたは落胆するどころか、その出来事を通じて、より高いレベルでプロジェクトを推進していくヒントが得られるのである。
すべての批判やネガティブな出来事は、質問に変えることにより、プロジェクトを推進するための貴重なヒントになったり、より大きな視野でプロジェクトの定義を再構築するきっかけを与えてくれたりするのである。ネガティブは、振り子のようにポジティブに変わっていく。そのためには動きを止めてしまうのではなく、ネガティブな意味をより大きなシナリオの中で問い続けることが必要となる。

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