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「本を語る」2024/6/6「運の本質」



❶[1BOOK]
「世界中の強運者はみんな知っている 運の本質」
崔燎平著 (株)永岡書店
2024年3月10日 第1刷発行

❷はじめに〜ザルと器の話
「簡単に言えば、あなたは器を持たないザル人間なんだよ!」
「一滴一滴でもそこに器があれば水は溜まるし、いずれはあふれるけど、ザルならどうよ?」

❸おわりに〜どうやって「器」の大きさは変わるのか?
「器」の正体・・・それは「感謝」のことでした。
つまりは、愛する人たちが増えれば増えるほど、守りたいと思う人たちが増えれば増えるほど、この人たちの幸せを願えば願うほど、自身の「器」は勝手に大きくなるのです。
そうやって、「器」に見合った「感謝」が味わえるように「器の大きさ=感謝=運の本質」は成り立っているのでした。
人の幸せを祈り続けること、そのものが愛ですし、祈ること自体が「感謝」となります。どこにいても、どんな状況でも手を合わせることで祈りの思いはつながっていくことでしょう。

❹「本を語る」
[思いついたこと]
私はずっと、「感謝が足りない」人でした。その割には、運は強い方で、もうダメだ!と思った時に、必ず助けが入るのです。それは時に、親や友達や上司などの人だったり、思いもかけないすごいアイデアだったり、「目に見えない何か」だったり。でも、もう少し早く助けてくれたら、こんなに困らなかったのに・・・などと考えてしまう、不届きものなのです。だから、いつも究極まで追い詰められてしまいました。
[そして]
10年ほど前のことです。職場にボスがいて、小さなすれ違いから始まって、完全無視といういじめにまで発展したことがあります。それでも妥協せず、闘い続けていたのですがある日突然、彼女が病気になって長期休業することになったのです。そう、天敵が消えた・・・
別に私が、何か画策したり、呪ったりしたわけではないのですよ。あるいは、自分の見方や考え方を変えたのでもありません。ただの偶然だ、と思っていました。というより、そう思うことにしたのです。
[しかし]
後から思えば、目に見えない何かに「守られている」ことを、はじめてはっきり意識したのが、その時です。それが何かについては、いろんな話を聞きました。私の肩には、強力なご先祖さまが乗っている、と言われたこともありました。もちろん、ストレートに信じたわけではありません。また、私が生まれる3年前に亡くなった伯母の生まれ変わりだと、よく言われていました。成長するにつれ、顔も似てきた〜らしいです。でも父のお姉さんですから、遺伝子的にも「似ていることは当たり前」です。とはいえ、その事件以来、「肩の上のご先祖」に、心の中で手を合わせるようになったことは事実です。
[だからこそ]
この本で、「運の本質=感謝」だという言葉を見つけた時、ピンと来るものがありました。至るところで、「感謝」の大切さを学んでから、意識的に「ありがとう」を口にするようになり、娘との仲も非常に良くなりました。私は、あまり口出ししなくなり、娘は私を気遣ってくれるようになったのです。疲れた娘の足を揉みほぐしながら、こっそりレイキを送っていることも、重要なポイントかもしれません。口喧嘩になりそうになっても、大阪流の「ボケ」と「ツッコミ」で、笑いに変えてしまうのも、我が家の定番になっています。

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