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今日も息子が手紙を書く音がする。トイレから。

続けてみるとたのしくてやめられない日記の投稿。
今週も日記を書いてみました。

今週は、

XGワールドツアーの思い出
ひそかなる記録
根性とともに
ずるい
■次のアウトプットへ
家族時間を大切にするための大発明
息子からの手紙

の7日間です。




■5月20日(月) XGワールドツアーの思い出
ライブで恥ずかしがらず歓声をあげられるようになったのはいつからだろう。高校生のときに初めて見に行ったゆずのライブでは、自分にだけ聞こえるくらいの声で口ずさみ、体の前で手拍子をする、それくらいのものだった。

それでも十分に楽しかったのだけど、それがどうだ。今や小学3年生の娘に「ライブでいちばん大切なのは、全力で楽しむこと。ノリノリで体を動かしていいし、感動したら泣いていいし、応援したい人の名前を叫んだっていい」と暑苦しく語っている。

——ここは大阪城ホール。「XG」という日本人グループのワールドツアー。となりで「チサーーー!!!」と推しの名前を叫ぶ娘の姿を見て、大げさだけど、なにか大切なことを伝えられたような気がした。うれしかった。


■5月21日(火) ひそかなる記録
ふとした思いつきで、息子との何気ない会話をひそかに録音し、妻に共有するということをはじめてみた。その日の息子は、保育園で大縄跳びがうまくとべたことを、興奮ぎみに語っていた。まだまだかわいらしい声のトーン。擬音や効果音ばかりのたどたどしい説明。それがいい。これはけっこういい記録になりそう。


■5月22日(水) 根性とともに
タスク管理がしぬほど苦手である。こまった。今週は予定をブロックしてやりきろうと決めていた作業があったのに、それ以外の仕事の声がかかると断るのが億劫で。

なんとかなるかしら、いや、なんとかしようと根性論で首を縦にふる。それがあまりわるいことだと思っていないので、改善しないのだろう。こまった。「余裕のある」タスク管理とほど遠い場所で、冷静を保ったふりをしながら、今日も根性とともにはたらいている。



■5月23日(木) ずるい
晩ごはんのメニューを決めるのが本当に苦手で。と、主婦ライターさんたちに話していた。平日はだいたいぼくが作っているので、とつけ加えると「すごい」という声がかえってくる。

でも、実際には何年もの間、ぼくはそういう類の家庭のことを、ほとんど妻にやってもらっていた。そういう時間をすっ飛ばして、「家事って大変ですよね顔」をしている自分は、本当はちょっとずるい。



■5月24日(金) 次のアウトプットへ
キャパオーバーになったときは、おもいきって眠るのがいちばんいい。そう自分に言い聞かせて、出席する予定だった2つのイベントに欠席した。インプットするためのメモリに余白はない。いったんCPUをリフレッシュさせて、次のアウトプットへ向かう。その質を下げないためにも、ふり向かず、一手ずつコマを前に進める。



■5月25日(土) 家族時間を大切にするための大発明
よく聞く話ではあるけれど、家ではたらいていると、仕事と家族時間の境界線があやふやになる。これを解決する、すごい発明をしてしまった。それは、夕方になるとお気に入りの日本酒をちびっと飲むことだ。くだらねー(笑)と思いつつも、自分にとってそれはちょうどいいオンオフ切り替えスイッチになっている。

もうこれで終わり。続きは明日、朝起きてやる。そうやって強制的に店じまいをすれば、否が応でも家族時間に集中できる。まあ、毎日そんなにうまくいくわけではないけれど。というわけで、今夜もいっちゃいますか(ただのお酒好き)。



■5月26日(日) 息子からの手紙
トイレの壁にある、ちょうど文庫本くらいの幅の棚に、ある日ちいさなメモ帳と色付きのボールペンを置きはじめた。ふと何か思いついたときにメモできたりするかしら、と思って置いたのだけど、気づいたら息子がトイレでそのメモ帳にお絵かきするようになっておもしろい。

ポケモンやアニメ、保育園でのドッジボールの様子などを思うままに描き、棚の小箱に絵をためる息子。それに気づいて以来、ぼくはその小箱を、まるで手紙が届くのを待つようにのぞき込むのが楽しみになった。息子がトイレに入っているときにボールペンの芯を出す音が「カチカチ」と聴こえたら、それは彼からの手紙が届いた合図だ。


おしまい!
今週もありがとうございました!

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