世界は意外と天邪鬼(あまのじゃく)
物事って、大体が「思った通り」にならないと感じている。
科学の世界では、理論通りに行かないとおかしいとなり検証が始まるけれども、こと人生で起こることや、目標に向かっている時って、理論の逆が起こることの方が圧倒的に多いんじゃないかな?
女性として産まれたはずなのに、男性のような生き方をしている私
私自身の例だけど、国立大学の大学院(しかも理系)の博士まで出て、結果として会社でキャリアを積んで、誰かの収入に頼らずに生活しているって、
今までの〝常識〟から見たら、完全に「男の生き方」だよね。
(同年代の男の子に畏怖と尊敬と羨望の目で見られること、多々(笑))
親はこうなることを予想していなかったと思う。
大学まではさすがに必須だけど、その先は就職して、稼ぎのいい男を捕まえて養ってもらえ、というのが基本路線だったのでは。
まさか娘が堅そうで一部の人には「難しそう…」と言われる業界で、プチ有名人になるほど出世(?)するとは思ってもいなかっただろう。
私は男に生まれた方がしっくりいったんじゃないかしら。
人と会いたいのに在宅勤務、引きこもりたいのに外出が多い
これも私の話になり恐縮だけと、私の仕事は、コロナ禍以降、お客さんもみんな在宅勤務になってしまい、本当にリアル出社の必要性がなくなってしまった。
夏の暑い時期には一切外に出る必要がないので、エアコンの効いた室内で快適に過ごせるメリットはあるものの、丸5日、リアルで人に会わないと、世の中がパソコンの中にあるバーチャルなものだと勘違いしたり、急に寂しくなったりする、という症状が頻発するように。
私はリアルで人に会っていないと病むんだなぁと実感。
逆に、外出が必須、会食も多い業種に身を置いている妹は、とにかく家にいたーい!というタイプ。
人とリアルで会わないと病む私がほとんど在宅勤務、引きこもりたい妹は外出がいっぱい。
逆ならいいのににぁと思う今日この頃です。
動いていると来ないのに、リラックスして休んでいると来る不思議
経営コンサルタントとして独立してお仕事をしている方との会話で出てきて、
「あ、それ、私も経験ある!」
となったのが、
〝案件を獲得しようとして動いているときはお仕事の話が来ないのに、いったんリセットしようとお休みすると、いきなり大量に依頼が来る〟というもの。
これ、みなさんにも経験がありませんか?
頑張っている時には、不思議と何も起こらず、労力だけがかかって疲弊してしまう。
でも、肩の力を抜いた時、いきなり願いが叶う。
何十年も生きていると、そんな場面にけっこう出くわします。
なので、今では、叶えたいことを大事に胸の中にしまっておいて、やりたいことをやる、を優先するようにしています。
狙うとかえって当たらない。
意外な時に、ふっと叶う瞬間が来る。
そう思っていれば、叶わず苦しい時期も、なんとなく心が軽くなりますし、焦らなくなります。
何より、叶わないって気を揉んでいるよりも、やりたいことをやっていた方が、その瞬間は確実に幸せな気持ちになれます。
肩の力を抜くこと、やる気やエンジンが湧いてきたら動くこと、これだけでいいのではないかと思います。
願いの叶え方にも通じるお話でした。