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読書メモNo.41 『人生に、上下も勝ち負けもありません/野村総一郎』


精神科医の著者が、老子の書物を基に現代人にメッセージを伝えます。

患者さんには、様々な悩みの人がいます。その中で著者が進めるのが「ジャッジフリー」という考え方。
「判断しない」ということです。ストレスフリーを目指すためにも、そもそもジャッジしない。
言っていることは分かります。でも行動に移すのがなかなか難しい。。。
て事で、この本を通してほんの少しでも普段思い出して実践できることを目指します💃

著者が何かに例え、老子の言葉をかみ砕き、事例や著者なりの考え方の展開と6Pに1テーマが紹介されています。
殆どのページに”あるある” ”分かりみ深い”と気に入ったところが多いです。

精神科医さんの本数冊だけですが読んだことありますが、
例えが分かりやすいのと、自分の悩みはよくあるあるなことなんだといつも思います。やっぱ職業的なものでしょうね。


・ほんとうに優れた生き方をしている人は、自分の後に何も残していかない
・ほんとうに強いのは「自分の弱さに勝つ人」

 ↑この言葉好きな漫画の「リアル」にも似たような問があり、
  表現が気に入っている考え方です
・努力を続けている人はそれだけで目的を達成している
・ほんとうに偉大なものは、そもそも完成しない
・できないことを嘆くより「このままどう生きるか」を考える

気に入ったとこをいくつか抜粋📚



読み易いし、6ページ単体で教えが受けられるので気分が落ち込んだり悩んだりボーっとしてしまうときに読み返しやすい本です。


おすすめ度:★★★★☆
コスパ  :★★★☆☆


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