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対話あれこれマガジン

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対話にまつわることあれこれを徒然に。
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記事一覧

【本との対話】私は言葉で私になる

言葉が全てではない。しかし、言葉があるから人間が人間である。 ヘレン・ケラーは、暗闇の中…

「風をとおすレッスン」✖️「ことばの焚き火」

昨日、大手町で対話会を開催したとき、留学帰りの高校生が参加してくれた。そして、「帰って来…

世界の開闢、開口部、管である「わたし」と対話について

藤田一照さんの座禅会では、座った後に学びの時間がある。その中で聞いた一照さんの話から、湧…

対話と「見る/見られる」とムラブリと

先日、言語学者であり、その枠で括れない自活研究者の伊藤雄馬さんがコーディネーターを務めた…

一隅を照らす当事者である〜不滅の法灯と焚き火と和ろうそくと対話と〜

新月会からうっかりはじまるはじまりは、ふと思いつき、2022年9月26日に開いた新月会。インデ…

私にとって対話とは「生きること」と同義

自分を「自己検閲」していた!私が「対話」ということばを意識するようになったのは、ほんの2…

古くて新しい知恵:「ホ'オポノポノ」 X 「ことばの焚き火」的対話

ハワイにご縁のある対話仲間から、「対話とホ’オポノポノって、同じだ」と言われてから、気になっていたホ’オポノポノ。本を読んでみて、特定の文化に根ざしている(emics)部分はあるけれど、根幹のところ(etics)では、「ことばの焚き火」的対話(焚き火に薪をくべるように場に声を出し合う)に随分近いものがあるなあ、と思う。 ホ'オポノポノとはハワイ文化は大家族制の中で築かれ、「他者との調和と表面的な争いごとの回避を強調する交流するスタイル」を持っていると著者は言う。ハワイの先住

身体感覚とことば:「わざ言語」 x 「ことばの焚き火」

「ことばの焚き火」を書くにあたって、著者4人が何度も話し合った中で、大切にしようとしてき…

森川すいめいさんのオープンダイアローグ の本 X 「ことばの焚き火」

2022年4月に出版した対話の本「ことばの焚き火」と、何か感覚が重なる本に出会うことがある。…

「上達論」と「ことばの焚き火」的対話

「焚き火に薪をくべるように、場に声を出す/置く」という非常にシンプルな対話をしているだけ…

対話と大地の再生のフラクタル

葉山・逗子界隈の友人がこぞって観ている「杜人」を、やっとシネマアミーゴで観て来ました。描…

誰かのために、何かをするって、実はあるんだろうか?

2022年5月6日 先ほど、恩は返しきれない。という記事を書いていて、ふと立ち上がってきた問い…

これからのリーダーシップに対話が必要な理由

先日、東京工業大学大学院のリーダーシップ教育院の講義に、対話のことを話すゲストスピーカー…

それぞれがI'm the change!〜「対話」に出会って1年半の、ほぼ収入のない40代のシングルママが220万円をぶっ込んで「対話の本」をつくるわけ〜

2022年4月に「対話の本」を出します。まあ、私の1日は、ほぼ対話で埋め尽くされて、「対話」「対話」言うているけれど、本格的に「対話」と出会ったのは、ほんの1年半くらいのもの。お陰様でライスワークを一切手放し、ほぼ収入のない状態ですが、この本の出版に当たる呼び水(初期費用)220万円を自腹で出すことにしました。なぜ、、、 (以下は、皆を記者に見立てた出版記者会見の様子。今や誰もが記者!) 「対話」で自分の人生に決定的な大変換が起きた昨年春に小布施インキュベーションキャンプ