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『元寇』の替え歌を作ってみるなど

「元寇」について

明治期に作られた「元寇」という歌がある。

日清戦争の少し前、陸軍軍楽隊所属していた永井建子(ながいけんし)の作によるものだ。

 

非常に調子のよい、かつ威勢のいい歌である。レコードも普及していない時代、どうやって広まったのか?とも思うが、世代を超えて好まれたようでいろいろな替え歌もできたようだ。

「都の西北…」がつくられる以前に早稲田大学で「煌々五千の炬火」という替え歌がつくられ、校歌がわりであったそうな。

漫画「はだしのゲン」にも「八百八州の乞食笊もって門に立ち」という替え歌が乗っている。

 

歌い継がれる永井建子の作品

「元寇」以外にも有名な曲があるので一応紹介しておこう。

歩兵の本領

これも非常に耳に残りやすい曲である。
1899年(明治32年)に「鼓笛喇叭(こてきラッパ)軍歌実用新譜」 上で発表した軍歌『小楠公』を転用したもののようだ。

第一高校寮歌は、作曲者が栗林宇一ということになっているが、どうみても(何度聞いてもかも)歩兵の本領が元歌としか思えない。
 

戦後はなんと、共産主義者が替え歌を作成したようで「聞け万国の労働者(メーデー歌)」に化けることになる。

さらに、海を越えて朝鮮半島の北側にも輸出された模様



雪の進軍

昭和の民は映画「八甲田山」のワンシーンで出てきたのを覚えている方もいるだろう。高倉健の「軍歌、雪の進軍、はじめ」というセリフと共に「雪の進軍」が流れる印象的なシーンがある。

平成になって、なんと「ガールズ&パンツァー」で再登板する。


ポリコレの嵐吹く令和のたたかい版

さて、時は変わって令和の世、平成末頃から、本邦にポリコレの嵐が吹きまくっているではないか、安倍晋三暗殺事件は起こる、公金チューチューもまかり通る、ほとんど国難状態である。
 
国難ここに見る~♪である。

「元寇」の替え歌が欲しくなったのだが、ふらっと言葉が浮かんできて、2番までできてしまったので書き留めておく。

★★

支援・当事者乞食、ポリコレ棒を振る 
国難ここに見る 公安不全荒れる御代
なんぞ怖れん 我に 鎌倉男児あり
正義理断の名 一括して世に示す

二次元叩きの市民 其はなに人権屋
傲慢無礼者 倶に天を戴かず
詭弁 公金チューチュー 暴くはわが腕(かいな)
ここぞ国の為 日本語を試しみん

★★

続きが出来たらまた書こう。



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