「市子」を観ました。
映画館の予告で観て、絶対観に行こうって思ってたのに、いつのまにか上映終了してて、アマプラで配信してたので、観た。
観始めてすぐ気づいたけど、これは簡単に観られる映画ではなかった。もっと覚悟してちゃんと向き合わなきゃだめなやつだった。
重たい。重たいテーマが重なっている。ちょっと後悔してるけど、途中ではやめられない。
でも、最後まで観たら、なんだかとっても美しかった。長い長い苦しみのなかの、束の間の幸せ。
救いのない人生を救ってくれるのは、全部を知ってる同級生なのか、なにも知らない恋人なのか。悪魔と天使。それは、本当なのか嘘なのかみたいなこと。
嘘の時間のなかの、きらきらがわたしは好きでした。
もっとがっつりと感想を書いたほうがよかったのかもだけど、あえて朝の電車で書いてみました。じっくり考えて、問題を深刻に受け取るよりも、「それでもすてきな人生だよね!」って脳天気に言ってあげたいって思ったから。市子に。
ヘッダーはまだ全然咲いてなかった桜並木。
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