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雲と季節はずれの花火と。

かわいい形の雲を見ると、必ず思い出す友達がいて

あの子なら絶対「アンディの部屋の壁紙の雲」って言うなーって

いつも思う。


そしたらその子がきのう

ストームグラスっていう雲の形のオブジェをくれた。

これは19世紀に航海士が使っていた天候予測器なんだって。


わたしは雲を見るとその子を思い出し

彼女は雲のオブジェを見てわたしを思い出してくれた。


もうすっかり寒い10月終わりの土曜日の夜に

ホッカイロを2枚貼って

風が吹くたびにドングリが落ちてくる公園で花火をした。

20歳以上も年下のかわいい女の子と。

わたしってかなり変なひとなのかもしれない。

クレイジーだ。


帰り際にその子が言った。

「また一緒に楽しいことしましょうね」って。


このひとと楽しいことしたいなって思ってもらえるなんて

すごく嬉しいことだなってちょっと泣きそうになりました。


わたしだけのクレイジーなこんな人生。


なかなか気に入ってるきょうこの頃。


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