幼児に性教育の徹底？失われつつある男親の威厳。

遥か昔、私が幼女と呼ばれていた頃、東北の田舎にある父方の祖母宅での記憶。離れにあった風呂から抜け出し、素っ裸で庭の中を走り回っていると、父方の伯父に服を着ろと怒鳴りつけられました。お風呂あがりでベタベタしているのに、なぜ洋服を着なければいけないのか…と憤慨したものの、伯父さんに怒られるのが怖いので、とりあえずは従っておこうと、いそいそと洋服を着たものです。

現在42歳になった私は公共の場所で裸で走り回ることはなく、銭湯などでも体はフェイスタオルで隠しながら移動し、頭にタオルというスタイリングで入浴しております。当たり前ですよね…笑

旧ツイッターXにて、幼児への性教育の徹底という不穏な言葉を目にしました。かつての私がそうされてきたように、大人から子供への躾は必要でしょう。でも、幼児に対する性教育の徹底とは具体的にどういった内容ですか？それは一つ間違えば、大人のセックスを幼児に見せるという性的虐待と紙一重になるのではと危惧しています。これまた話題になっている元死刑囚大久保清も幼い頃から親のセックスを見て、甘やかされながら育ってきたそうですよ。

幼児への性教育の徹底ではなく、威厳ある大人の男性の怒声ではダメなのかと疑問を覚えます。素っ裸で庭を走り回っていた幼女だった私に、変態親父にレイプされるから服を着ろという説明が果たして必要だったのでしょうか。恐ろしい夢を見て、オネショをするようになったり、精神的なダメージは計り知れないのでは。幼児への躾の範囲は、完全には理解できないけど、伯父さんに怒られるのが怖いから従っておこうという程度では駄目なのでしょうかね。

子供は言うことをきかないものなんですよ、と嘆き悲しむお母様方。そうなるのは当然だと思いますよ。女親の役割は男親と違って当たり前なのでは。男女平等、ジェンダーレスと謳われるようになった昨今。大人の男の威厳が失われつつあるいま、こういった問題は多々発生すると思いますね。

一昔前は弱い父親の元に生まれても、いまより親族同士や地域社会の繋がりが密接でしたから、怖い伯父さんとか近所の雷親父様などが役目を果たしてくださっていました。そういった関係性を拒絶し、育児が密室化すれば、女親の負担は増えるでしょうし、引きこもり、重大事件の犯罪者なども増えていくでしょうね。