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創作上のテレパシー

街で流れている曲で気になるもの。歌詞の特徴的な部分を聞き取って検索するとすぐ見つけられて、ありがたいですね。最近では音声検索(?)もでき、メロディーだけでも探せて便利です。
しかし、歌詞がなかったり、音声検索しにくい曲だと、見つけられないこともあります。

2年前くらいにヤマダデンキで聞いて、すごく好きになったものの、見つけられない曲がありました。ピアノだけの曲です。クラシックだろうなということは分かるのですが、音楽に詳しくないのでそれ以上分かりません。

それが、犬柴さんのこの記事を拝見して、あの曲のメロディーが頭に流れてきたのです。

そこでYouTubeでドビュッシーの「月の光」を聞いてみると……「おお、ヤマダデンキの曲だ!」と。次に聞いた「アラベスク第1番」も。多分流れていたと思います。

そして3番目、「亜麻色の髪の乙女」で、「これだ!」となりました。サビというか、盛り上がるところのメロディーが好きなのです(亜麻色の髪の乙女、同じ名前の別の歌もありますね)。

家電ってそう頻繁に買うものではないので、ヤマダデンキで買い物する回数もそんなに多くはないのですが、デジカメを買ったのもiPadを買ったのもヤマダデンキでした。思い入れがある店です。そして好きな曲はこれまで、ヤマダデンキでしか聞けない曲でした。

買ったデジカメで初めて月を撮ったときは感動しました。

そういう思い出とも結びついて、何か特別感のある、ふとしたときに思い出すような曲でした。幻想的でノスタルジック。

その曲について、犬柴さんの記事で知ることができたなんて!

上手く言えないんですけれど、何でしょう……「世界は繋がっている」? 「人の感覚は繋がっている」?

文字というのは本当に、感覚とか記憶とか、色々なものを乗せて表現できるものかもしれない……。そして表現には、テレパシーのような、底知れない力があるのかもしれない……。
そんなことを感じた、久々のシンクロニシティでした。


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