Wool & The Pants:Edo Akemi

どーも。見てくれる人がぼちぼちいるみたいで嬉しいです。今回で2回目の投稿です。
今回シェアしたいのはWool & The PantsのEdo Akemiという曲です。

曲名のエドアケミさんってどなた？となると思いますが、80'sのアングラシーンで活躍したJAGATARAというバンドのボーカル江戸アケミさんの事です。
色んな意味で日本の音楽シーンに影響を与えた存在で、中でもライブパフォーマンスが注目されており自分の頭をブロックで殴り流血、嘔吐、蛇や鶏を生きたまま食いちぎっていたそうです。見世物小屋も顔負けですね☆

話を戻しますが、この曲はJAGATARAの「でも・デモ・DEMO」という曲のCoverになります。原曲は凄くファンクですが...。

僕が気に入ったのは、JAGATARAの毒づいた歌詞を抑揚なく歌うのが印象に残り、ハッとさせられたことです。

「あんた気に食わない　暗いね」

「みんないい人　あんたいい人
いつもいい人　どうでもいい人
今宵限りでお別れしましょう」

「あんた大好き　彼女大好き
自分大好き　メチャクチャ大好き
今宵限りでお別れしましょう」

「せこく生きてちょうだい」

「見飽きた奴等にゃおさらばするのさ」

「日本人てくらいね　性格がくらいね」

「でも、でも、でも…あんた気に食わない」

自分って暗いか？と思うかも知れませんが、暗いと言っても色々ありますよね...。
そして、何か執着してるものから離れてみる時間も大切だし、自分の為になるのか？を俯瞰的に考え思い切って関係を絶つのも手です。せこく生きてちょうだい＝自分の為になるように生きて欲しい。と言ってるように感じました。

また、ネット黎明期を終え誰でも気軽にネットで発信、コミュニティを築ける時代だけど、みんなは前向きに使えているのかな？
誰かを批判、攻撃したりされたりでカリカリしながら使ってるんじゃないかな？そんな現代人に向けてアケミさんから数十年経ったいま「日本人て暗いね」と国民性を揶揄したメッセージが届いてるようで何だかエモい......。

以上