カラメルソースに見たかみさまのサイン

先日、お墓参りの帰りに寄った

夜パフェ専門店でのこと。

店主自身がお酒の後に食べたい

パフェを、細部に至るまで

妥協なく作ったパフェとのこと。

アーモンドをキャラメリゼした

プラリネが、クリスピーなまま

ミルクのジェラートの中に

混ぜ込んであって香ばしい。

ジェラートの下に隠れていた

カタラーナは濃厚な味わい。

カタラーナは、

カスタードの上に砂糖をふって

カリカリになるまでバーナーで

表面を焦がしたものだけど

冷凍庫から出したての状態で

サーブされることが多い。

でもパフェの中ではちょうど良く

解凍されていて、ねっとりした

食感を楽しむことができました。

そしてびっくりしたのは

パフェの一番下のカラメルソース

のほろ苦さ。

ピスタチオプリンのこくが

ちょっと負けてるくらいの

パンチがありました。

でも美味しい…！

もう少し早めにカラメルソースに

到達して、ヘーゼルナッツムース

とも混ぜて食べれば良かったと

少し後悔しながら食べました。

それと同時に、

これくらい苦いカラメルを考えた

人は、アーユルヴェーダ的には

相当火の元素の強い人に違いない

とも思いました。

火の元素の強い人は、火の要素を

鎮める作用のある甘味、渋味、

そして苦味を美味しいと感じます。

火の要素が強くてイラっとくる

ことがあっても、渋いお茶や

コーヒーを飲んで一息つくと

落ち着くのはそのためです。

だからここまで苦いカラメルに

したんだ、と理解はできるけど

それをそのまま商品にするという

潔さに虚をつかれたのです。

素敵な宝物を見つけた時のように

心の火が大きく踊りました。

この苦味を美味しいと思う人だけ

食べてくれればいい。

完全に私個人の想いの投影だけど

そこにそんな漢気を感じました。

そしてこの味に出会えたことも

かみさまからの励ましのサイン

だと受け止めました。

私は、

私の内面で起こっていることを

書いても、誰も面白くないだろう

と思いがちですが、

書いちゃえ！

あのパフェだって売れてたもん！

って思いながら

神戸に帰ってきました。

東京も好きだけど

神戸の空気が穏やかで

ほっとしました。

新幹線から見た空が

とっても綺麗でした。

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