見出し画像

【ロンドン発】週刊ジャーナル(12月18日~12月24日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。


12月18日:クリスマス・ショッピングとかではなく、用事があったので家族でセンターへ。月曜だから、そこまで混んでいないだろうと思っていたが、甘かった。

息子たちの希望でチャイナタウンに来たものの、彼らは飲茶を食べない。自らメインコースを選ぶのが良いらしく、いろいろ頼んでシェアする飲茶ができないのでつまらない。




長男が食べてみたいスイーツがあるからと案内してくれたので嬉々としてついて行って、金を払った嬉しい母(↓)。


12月19日:近くに住んでいるご近所さん、日本人女性のお家でお茶をいただく。緑茶と紅茶、コーヒーどれが良い?と訊かれたら、迷わず緑茶を選ぶよね。

貴重な和菓子をいただいた。手前は柚子風味のお団子(?)。あまりにも美味しいので一つだけ食べて、息子たちにお土産として持って帰りたい、と言ったら、余計にお裾分けしてくれた。

彼女は、実はいろいろなクオリフィケーションを持っていて、多方面で活躍されている素敵な女性。成人した娘さんが二人いらっしゃるので、子育て(と老後!)の話がメインだったのだけど、先週のジャーナルでも書いたように、近所では強盗が多発しており、セキュリティーに関する話題も。彼女も私も所属している、ご近所さん同士のWhatsApp グループでも、強盗対策が持ち切りなのだけど、その中で、ストリートに監視カメラを設置したい人、セキュリティー会社に依頼して、監視を委託したい人などの提案が相次ぐ。そうなると当然コストがかかるわけだが、まず監視カメラに関しては、あくまでも公道であるため、プライバシーの侵害になるという理由もありウチは反対(そもそも公道に勝手に私設カメラを設置してよいのだろうか?)、そしてセキュリティー会社を雇うことに関しては、彼らはあくまでも監視をするだけで、強盗を見つけても捕まえたり戦ったりするとこはせず、警察に通報するのみ。強盗はプロなので、警察が到着するまでに仕事を終えてしまうだろうし、それにしては、コストがかかりすぎる。そもそも監視とは言え、恐らく100件はあるであろうこのコミュニティーをセキュリティー一人で監視するのは到底無理、と言うような理由で、ウチは、彼らが提案する防犯対策には参加していない。あくまでも任意なので入りたい人は金を払ってはやればよいが、ウチはやらないよ、というスタンスなのだが、住人の一人が、WhatsAppチャットに、彼らが支払っている防犯システムに"free ride(タダ乗り)している住人がいる”とのコメントを残したので、チャットは炎上。私もやりたい人がいれば否定はしないが、人に強要するのは訳が違うのではないかと思う。そんなことを話しながら、約2時間喋り続けた。先週、彼女がこのご近所パーティーにご友人が作ったという、がんもどきを持ってきていて、あまりに美味しかったので、次回の注文に混ぜてもらえることになった。届くのが楽しみ。


12月20日:友人宅でディナー。持ち回りの例の集まり。今日は年末で一人が欠席したものの、3人で楽しく過ごした。

今回ホストを担当したCの息子が、シャンパン・カクテルを作ってくれた。

ホストのCはユダヤ人なのだが、彼女はユダヤ人家庭でありながら、クリスマスツリーを飾り、25日には家族で集まってローストターキーを食べる家庭で育っている。一方彼女の夫Sは、ユダヤの基本に乗っ取り、ツリーもターキーも無し、という家庭から来ているため、クリスマスに関しては多少の軋轢が生じるそう。以前は夫両親を招待してクリスマス・ディナーを開催していたのだが、義母(夫Sの母親)が飾ってあるツリーを見ては悪態をつき、ターキーも食べたくないとごねるので、面倒くさくなって、近年は、夫両親はハヌカのお祝いで招待し、クリスマスの日には自分の両親を招待することにしているそう。そして、このクリスマス、自分の両親と、弟家族(嫁+子供二人)を呼んでクリスマス・ディナーを開催しようと計画していたところ、両親から、弟嫁の両親も呼んでやってくれないか、との打診があったそう。なんでも弟嫁の両親はクリスマス当日、他に行くところもなく、二人きりで寂しいだろうから、とのことなのだが、それを自分の家族に相談したところ、子供たちから猛反対を受け、結局、弟嫁両親には声をかけないことにしたそう。「ていうかさ、それだったら弟家族がホストすればいいんじゃね?そうすれば彼らにとってはゲスト全員が親戚になるから、もっと辻褄が合うと思うが」と言ったら、「いや!そうやわ!」と。提案してみると言っていた。なんかこういう話題って世界共通だな、と思ったり。

一方、ミリオネアのロシア人Mは、末娘6歳をサンタ・グロットに連れて行った際、サンタクロースから「クリスマスには何が欲しい?」と訊かれたら、真顔で「ダイアモンド・ネックレス(きっぱり)」と言ったという話をしていた。笑いながら、恥ずかしかったわ、と言うが、娘の前でどんだけダイアモンドの話してんだよ、と笑えない私。サンタがびっくりして「ネックレスもいいけど、おもちゃとか・・・・」とフォローしたら、「マミーのつけている時計見て。あれと同じモノが欲しい」とカルチェの時計を指さしたそうだ。あーそうですか。オチがないな。っていうか、これはネタだな。


12月21日:おそらくケーキビジネスの方は、今日で仕事納め。お誕生日ケーキを配達してきました。

コーヒーとクルミのケーキ。歯に詰まるので、ケーキに混ぜ込む胡桃は、グラウンドして欲しいとの依頼。ローストしたナッツはデコレーションのみ。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

お昼から、陶芸家である親友のポップアップショップで、ハックニー・ロードにある、可愛らしいカフェへ。

美しいハンドメイドの器。


小さいけど、コージーなカフェでした。コーヒーが美味しかった。

オールド・ストリート駅近くにあるミューラル。
帰りのバス、ダブルデッカーの2階から見た景色。
今回購入したのはこちら。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
旦那様がICUに入ってしまい、マーゲイトのドリームランドで開催される、マーティン・ケンプのクリスマス・パーティーに参加できなくなった夫婦がチケット払い戻しを求めているにも関わらず、何の返答に応じないAXS(チケット販売業者)に向けたツイートに、自腹で払い戻しをする、と連絡する本人。しかも良くなったら、次のショーにゲストとして招待するから、とリツイートで対応するマーティン・ケンプに賞賛のコメント。

スパンダー・バレエのライブだったら、私も行くのだけど。


12月22日
:今年もまた観てしまったよ、と言うお話。


12月23日:オーストラリアから親友家族が遊びにきたので、共通の友人を招いてディナー。4組集まったのだけど、もう子供たちも大人サイズなので、結構な量の食事を用意しました。



12月24日:クリスマス・イヴ。夫の実家西ヨークシャーへ。今年は25日が月曜日ということもあり、帰省する人はもうすでに移動を終えているためか、M1(moterway)は比較的空いていた。ラッキー。

途中、サービスステーションで休憩した際、コスタで買ったアールグレイティーが美味しかった。


美味しいローストポテトの作り方は、↓のジェイミー・オリバーのインストラクションを参考にどうぞ。


今週の1曲:ジョニ・ミッチェル “River”。『ラブ・アクチュアリー』を観てしまったので、もうこれが頭をグルグル。

(今週終わり)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?