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【ロンドン発】週刊ジャーナル(10月9日~10月12日):今週もいろいろありました&いろいろ聞きました。

10月9日:とうとうきたよ。母国イギリスでも!

アメリカではすでにツアーを終えて、もうすぐアジアツアー、そして夏はイギリスに帰ってくる!BBCの朝のトーク番組に出演した、ブレットとニッキー。天気予報からのカンヴァセーションで、ブレットは太陽好きでニッキーは秋の落ち葉の季節が好きだと。どっちがヘッドライナーか、とかではなく(アメリカツアーでは、NYではマニックスが、LAではスウェードがヘッドライナーで、毎晩のようにスワップしていた)、バンドは16曲ずつ演奏し、両方とも同じ演奏時間が設けられている。ファンベースについては、割と重なっていると思う、と述べたうえで、ニッキーは「どちらのバンドも自分たちの音楽を確立していて、特にどこにも属さないで来ているから」、ブレッドは「毎晩のようにマニックスを観ていて、インスパイアされる。フレンドリー・コンペティション(競争)のようだ」と。お互いにカバーするとしたら、どの曲を選ぶかという質問に対して、ニッキーは、マニックスは以前"The Drowners"をカバーしたことがある、と。逆にブレットは”Motorcycle Emptiness”をカバーしたいけど、歌詞覚えるのが大変そう、と笑っていた。ちなみにブレットはアイロンがけが好きで、ツアー中もズボンにアイロンをかけることがリチュアルなのだそう。

10月11日:ノリッチ・シティ・フットボール・クラブが制作した自殺防止啓発動画が、欧州サッカー連盟(UEFA)から称賛されたというニュース。

このビデオは、火曜日の「世界メンタルヘルス・デー」のためにクラブのソーシャルメディア・チャンネルに投稿されたもので、試合を観戦する二人の男性サポーターの様子が映し出されている。というメンタルヘルスの隠れた兆候を強調している。
まずは、下のリンクを観てほしい。

二人は同じチームをサポートする知り合い同士で、様々な試合の様々なシーンでのリアクションが映し出されている。左の男性はどちらかというと、あまり感情表現をせず、落ち着いて試合を観戦しているが、右の男性は叫んだり、落胆したり、歓喜したりと身体全体で一喜一憂を表現している。そしてラスト。左の男性が空になったシートにそっとマフラーを置く...。

二人の感情表現のコントラストがあからさまなため(このように感じたのは私だけではなかったと思うが)、左の男性の方が心配だったが実はその逆だったという、ハッとさせられるような結末に衝撃を受けた。これは、すべてのメンタルヘルスは目に見えるものではなく、隠れた兆候があるということを強調している。

英国政府によれば、自殺は50歳未満の男性の最も多い死因であるらしい。

サポートを必要としている人にメッセージを届ける手段として、フットボールがしばしば使われていることを受けて、2019年、フットボール協会(FA)は、男性がサッカーについて話すのと同じように、メンタルヘルスについてもっとオープンに話すことを奨励するため先導することを始めた。

元記事はこちら。


ゴールダーズ・グリーンのコーシャー・レストランが反ユダヤ主義のヘイト・クライムにより、破損を受けたというニュース。

ゴールダーズ・グリーン・エリアにはユダヤ人居住者が多いため、ハイストリートはコーシャー・レストランや、スパーマーケット、ベーカリーなどが数多くある。アンチセミティズムのターゲットになることも多い。

ロイヤル・ブラッド、ベンのドラミング、観て。


(今週おわり)

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