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緊急事態宣言 14日目

7時に起きる。短くはなったが、散歩にも出かけた。あつ森チャレンジ2日目クリアである(毎日朝7時に起きて散歩(雨天はヨガ)をするのが1週間続いたらあつ森を買うチャレンジ)。午前中は、吉田隆之『芸術祭と地域づくり』の後半を読んだ。学振PDとしての研究の最終年度、つまり今年度は、これまで考えてきた環境美学の理論を用いて具体的な事象を分析することが目標で、その対象が地域芸術祭である。昨年から明治学院大学の「現代社会と芸術」の講義でこの取り組みには着手しているのだが、どのように論文になるようにまとめるのかというのはまだ見えていない。そこへ持ってきてコロナで移動が制限される事態が起きて、アートツーリズムの可能性というのも今一度問いに付されていると思う。むしろ、この移動の制限という事態もひとつの視座として持ちつつ、地域芸術祭というある種の「場所づくり」を見ていくことが必要かもしれないと思う。できれば、今年度の前半中には目処をつけておきたい。

オンライン英会話をしたあと、おひるごはんはカップヌードル、ぶどう、いちご。わたしはカップヌードルの具材があまり好きではないので、具を抜いて麺だけ食べる。おかしいと言われようと、これがわたしのスタイルなのだ。食べたあと、少し昼寝のつもりがけっこう寝てしまっていた。午前中のうちにあらかたのタスクを達成してしまったかもしれない。なんとか這い上がり、明治学院大学のオンデマンド講義の第一回の資料を完成させつつ、ついでに各地の地域芸術祭について開催地、開始年、規模(作品数とか事業費とか)の表を作り始めた。これは作業の合間にチマチマと作り続けていこうと思う。

明治学院大学のオンデマンド講義は、結局文章で講義の内容を書き起こし、画像を組み込んだ資料を作成して配布し、課題に答えてもらうという形式にした。ただ、一学期丸々オンラインで行うことに今後なった場合(そしてその可能性は高いような気がする)、このままやり切ってよいのかは少々不安に思っている。たとえば講義の所定の時間にわたしがオンラインで常駐して、質問したい人はそこへくる、みたいな回も並行して設けるべきかもしれない。とにかく受講生が多い講義なので、通信環境もまちまちだろうし、リアルタイム配信の講義は現実的ではない気がしている。ただ、ニュースにもなっていたが明治学院は在学生全員に5万円を支給し、オンライン講義に備えてもらうとのことなので、多少状況はよくなるのだろうか。いずれにせよ、もう一週はこのままやって、GWの期間でmanabaのアンケート機能を使って受講生の意見を聞いてみるのもいいかもしれない。

よるごはんに魚を食べたくなったので近所の魚屋さんに行ったところ、同居人が食べられる種類の魚は売り切れていたので、仕方なく予定を変更して居酒屋さんのテイクアウトで焼き鳥を買い、そのほかオムレツとマカロニサラダと味噌汁を自作した。

夕食後、マジック ザ・ギャザリングというカードゲームを同居人に教えてもらった。このゲームには、大きく分けて土地、生物、人工物の三種類のカードがあり、まず土地カードを用いて「マナ(力)」を発生させない限り何もできない。土地には森、山、沼、平地だったか、そのくらいの種類がある。それぞれの土地は固有のマナを持つので、生物はそれぞれの土地に紐づいており、森のカードを出せばそのマナを使って森の生物を召喚できるが、山の生物についてはできない、というようなことになる。人工物はどの土地のマナからでも召喚して使用することができる。これはたぶん、人間という生物は特定の土地に紐付かずあらゆるところに暮らすことができるので、人間が作った人工物は特定の種類の土地に縛られず使用できるから、という論理だと解釈した。

ゲーム自体はそもそもデッキを組むところから始まっているのだが、わたしは初心者なので同居人の作ったデッキを使用して戦った。一回戦でだいたいルールは把握できた。楽しかったので、またやりたいな、と思いながら寝た。


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