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緊急事態宣言 19日目

朝7時に起きた。同居人と、川まで散歩に出かけた。よく晴れていて、川のなかでは犬が泳いでいた。水面は白いくらい反射して、こういう景色があればYUKIなら曲を一曲つくると思う。近くで見ると、川は思ったよりもきれいだった。帰宅後、前日買ってきたきのこシチューパンみたいなものと前の晩のあまりのスープ、そしていちごを食べた。わざわざおしゃれな皿に載せてみたりする。

そのあと、哲学オンラインセミナーに参加。実践に根差すような科学哲学というテーマで、とても興味深かった。オンラインだと、家から参加できるなら、ということでこういうじぶんの専門から外れる話を聞く機会が増えるのでそれはいいかもしれない。わたしの出身校では大学2年生のときに以降の専門を決めるのだが、当時わたしは科学哲学の研究室への進学に憧れていた。大学1年生のとき、トマス・クーン『科学革命の構造』を読む選択必修的なゼミに出ていて、それがとても刺激的だったので、科学について思考することを専門的に勉強してみたいと思ったのだった。あと単純だけど、先生にレジュメを作るのがとても上手ですね、と褒められて、大学入って授業で褒められることがほとんどなかったのでそれもうれしかった。褒められるどころか、ドイツ語の会話みたいな講義の先生には目をつけられ、いつもマミマミ言われてめんどくさかった(高校生のときも英会話の先生にマミちゃんマミちゃんしつこく言われていたので、会話の授業で先生が使いやすい奴になりがちなのかもしれない)。話がそれたけれど、それで結局なぜ科学哲学を専門にしなかったかというと、成績が足りなかったからです。オチも何もない話。

おひるごはんはキャベツとベーコンでペペロンチーノを作って、きのうから飲んでいる赤ワインをさらに飲んだ。午後は中高の友達とオンラインお茶会。だらだらと4時間もしゃべっていた。こういうだらだらトークの時間も大切だろう。友達のお子さんやお犬様を観察できてたのしいが、やはりそのような一日一日成長するような人や動物にはリアルで早く会いたいなと思ってしまう。

よるごはんは塩焼きそば。にんじん、ニラ、もやし、豚肉みたいなかんじ。食べたあとは小説を読んだり(ジョージ・ソーンダーズ『十二月の十日』を読み始めた)、かぐや様とかくしごとの最新話をみたり、Netflixでストリートフードに関するドキュメンタリーでインドはデリーへ行った気になったりしていた(移動しなければ食は絶対味わえないわけで、この問題を観光についての論文でどう考えよう)。それからNetflixが作った頃なのドキュメンタリーもチェック。コロナウイルスの特徴などについて学び、寝た。

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