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緊急事態宣言 21日目

最近、前の日の記録を書こうとすると、すでに忘れていることが増えた。この生活に慣れてきたということなのかもしれない。ひとまず、また体調が優れず午前中はGW休暇ということで休んだ。代わりに土日の午前中に作業をしようと思う。というか思うのだが、会社員と暮らしていることもあり土日はオフにするようなるべく心がけているものの、正直土日両方休むとじぶんが何をしていたのか、仕事のことを忘れてしまう。できれば3日仕事して1日休む、などのリズムのほうがよさそう。あるいは、もう毎日5時間ずつくらいやって、毎日残りは休むとかのほうがよっぽどいい気がする。休むと言っても、結局本を読んだり映画を見たり、広い意味で研究や教育に資することしかしていないのだから。

ひるごはんに、フレンチトーストを焼いた。ひさしぶりだったけれど、おいしかったので定期的にやろうかなと思う。牛乳が余って困ることが多いし、いいかもしれない。牛乳余ったときの秘密兵器として、寒天と缶詰みかんも用意はしている。これからの季節は牛乳寒天が好物になる。

午後からは、翌日のオンデマンド講義というのかな、文書をアップロードする形式の講義の準備。文書形式は通信量の問題もクリアできるし、たぶんだけどわたしの場合はしゃべるのよりも書くのが上手だと思うので結果としていいような気がする。とはいえ、講師の声を全く聴かずに学期が終わる可能性もあると思うと、それはそれで学生は不安かもしれない。そこで一応、アンケートを作成する。明治学院では5月末までオンライン講義の継続が決定された。

よるごはんはブリの照り焼きを作った。そのほか焼きピーマン(これは厳密には照り焼きの一部、ネットで見つけたレシピにししとうを一緒に焼け、とあり、そんなのないのでピーマンにした)、水菜とトマトとゴボウチップスのサラダ。あともやしを食べる辣油であえただけのものと、茗荷と豆腐の味噌汁。

食後、ネットショッピングで机を買った。どうにも作業デスクが小さいので、ずっと在宅だし、引っ越して今はスペースあるしということで。IKEAで良いのを見つけたが、現在配送ラインがパンクしていてわたしの住む地域にはおうちまでお届けをやっていないという。やはりみんな家にこもって、おうちの充実に乗り出しているのか。諦めて、ニトリで別の机を買った。土曜日に届くらしいのでたのしみ。今の小さな机と組み合わせて、L字型作業デスク風にするつもり。そうすれば、背景を本棚にできるので、オンライン講義もやりやすいかも(本棚を見せたいわけではないが、相対的にマシだと思う)(道重さゆみさんや工藤遥さんの写真集が映らないようにだけは工夫すべきかもしれない)。

『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』を読み終わった。基本的に、じゃあどうすればフィンランド人のようになれるのかという話ではなく、フィンランド人の国民性あるいは企業文化みたいなものを紹介する本だった。さらっと読むかんじだったけれど、わたしが在外研究中に感じたことと同じようなエピソードもあった。たとえば、あまり夜飲もうとかそういう流れはなく、1ヶ月に一回だけ同じゼミの院生で集まって学食でランチをとり効率的に交流するとか、ゼミが終わった瞬間にみんなスモールトークもなしに帰宅していくなど。そういうのがすべて、わたしにとっても心地よい距離感だった。帰りたい、と思いながら、寝た。

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