「休む」を考えたら「仕事」との距離感が見えた[58/100]
と、いうことで、今日は私の「休む」を考えたいと思います。
私は平日、会社員として働いています。
「休む」というと、会社がない日。仕事をしなくていい日、というイメージが真っ先に浮かびました。
ただ、土日も仕事のことを考えているときもあります。仕事に直結はしないけれど、将来必要だと思われることを読んだり、体験したり。それは果たして、「休んでいる」のでしょうか。
土日に、仕事関係のことをやったときに「ああ、週末まで働いてしまった。貴重な休みをつぶしてしまった」と思うときも、正直あります。しかし、そう思わないときもあるのです。むしろ、無意識のうちに仕事につながる可能性のあるものを選択し、週末を使ってそれに取り組むことだってザラです。その時は「めちゃくちゃ充実した週末だった」と思うほどです。
この違いに、私にとっての「休む」がありそうです。
私にとって「休む」とは、自分が自分の主になること。
会社員であっても、フリーであっても、濃淡は違うとはいえ「雇用主」や「契約者」との主従関係が発生する場合がほとんどです。その主従関係を無視して、自分が「やりたい」と思うことをやれること。自分の行動を自分で100%決められる時間。それが「休む」なのかもしれません。
仕事であっても、自分の意思や、想いに連動している仕事ができていた場合、それは主従関係を超えて、自分が1個人としてやりたいことを提供できている…ともいえそうです。
そう考えると「週末は完全にオフの時間として、仕事のことを考えたくない」と思っている時の労働環境は、どこか自分の心や信念に嘘をついて、平日の仕事を「こなしている」ということなのかもしれません。
「休む」を考えると、自分の中の「仕事」への考えがみえてくるんだなぁ……定期的に考えようと思います。