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【完全版】フリーランスになる前にやっておくべき準備

会社員からフリーランスになる場合、退職後だけでなく退職前からいくつかの手続きがあります!

そんな今回はフリーランスとしての独立を目指す方に向けて、退職前・退職後にやらなければいけないこと、それぞれのポイントを徹底解説していきます!



1.退職前にしなければいけないこと

会社員を辞めることを決めたら、行うべきことを紹介します。準備や手続きを着実に進めていくことで、フリーランスとしての活動をスムーズにスタートさせることができます!

退職届の提出

私は退職する前の2ヶ月前に伝えました。会社を円満に退職するためには、退職の理由をポジティブに伝えることが重要です!たとえば、自身のキャリアの成長や新たな挑戦を求めてフリーランスとして独立など、上司が応援してくれるようなポジティブな意見を伝えることが効果的です。これにより、円満な退職が実現しやすくなります!

必要書類の用意

雇用保険被保険者証や源泉徴収票などの必要書類を手続きしておくことをおすすめします!これらの書類が揃っていないと、雇用保険が受け取れなかったり、確定申告の時に必ず必要になるので、後から退職した会社に電話しないといけなくなります。面倒だし気まずいので、手続きを先延ばしにせず、事前に準備しておきましょう。(私は電話して気まずい思いしました。)

事業用口座の開設

事業用口座は、個人の収支とビジネスの収支を分けるために重要です!管理も楽になりますよ。

クレジットカードの作成

口座と同様に、クレジットカードについても事業用のカードを用意しておくと管理が楽になります。フリーランスになったばかりの状態は、社会的信用が低下しているため、クレジットカードを作成しにくい場合があります。退職前に作成しておくことをおすすめします。

貯金の準備

フリーランスになると、最初のうちは、収入が不安定になることがあります。。安定した生活を維持するために、最低限生活費3ヶ月分+初期費用(パソコン代やスクール代)の貯金は用意しておきましょう。

2.退職後にしなければいけないこと

期限内に提出しなければならない書類があるので、注意しましょう!

失業保険の申請

1ヶ月以内にフリーランスとして活動を始めるなら、失業保険を受け取ることが出来ません。しかし知識として必要最低限覚えておきましょう!失業保険は、雇用されている労働者が雇用を失った場合に一定の期間支給される給付金の制度です。会社都合で退職した場合、申し込み後1ヶ月で受け取ることができます。自己都合退職の場合、申し込み後4ヶ月で受け取ることができます。

失業保険の手続きは以下の書類が必要です。

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  1. 雇用保険被保険者証

  2. 源泉徴収票

  3. 退職届

  4. 個人番号確認書類(マイナンバーカード)

  5. 本人確認書類(免許証など)

  6. 写真(縦3.0cm×横2.5cm)2枚

  7. 印鑑

  8. 本人名義の預金通帳またはキャッシュカード

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国民健康保険の切り替え

退職した場合、会社の社会保険から国民健康保険に移行する必要があります!この手続きは、退職後14日以内に市役所で行います。手続きには、「社会保険の資格喪失証明書」「雇用保険の離職票」などの退職日が記載された書類が必要です!会社員時代と異なり、国民健康保険の保険料は全額自己負担となります💦これにより、保険料が上がることが大半だとも思っていてください。

国民年金の切り替え

会社の厚生年金から国民年金に切り替える必要があります。国民年金への加入手続きは、市役所で行います。手続きの際には、「年金手帳」や「社会保険の資格喪失証明書」「雇用保険の離職票」など、退職日が記載された書類を持参してください。

3.フリーランスとして活動するための準備

ここでは、フリーランスとしてスムーズに活動するための準備について見ていきます!以下のものを作成したり用意しておきましょう。

開業届の提出

フリーランスとして本格的に活動を開始したら税務署へ行き、開業届を提出しましょう!開業する際は開業届の他に、身分証明書やマイナンバーカードの提示も必要です。

青色申告承認申請書の提出

フリーランスになると、確定申告を行う必要があります。確定申告には「白色申告」「青色申告」の2つのタイプがあります。フリーランスとして節税を意識するのであれば、青色申告することをおすすめします!

青色申告のメリット👇

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・最大65万円の控除が可能
・最大3年間、赤字の繰り越し可能
※開業届を提出しなければ、確定申告の際に青色申告承認申請書を提出することは出来ません。

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売上計画を立てる

独立したばかりの頃は他の業務に追われてしまい、売上計画を記入する暇がないかもしれませんが、最初だからこそ売上計画をしっかりと立て、自分の目標と向き合う必要があります!私は月末に必ず1ヶ月間を振り返る時間・来月の目標を立てる時間を確保していました。

ポートフォリオの作成

フリーランスが案件を獲得するためには、ポートフォリオが必須です!ポートフォリオとは、過去の仕事実績や成果、作品などが一覧にまとめてあるものです。RESUMEというサイトにどんどん作品を載せていきましょう。

SNSを発信

自分のアカウント自体が名刺代わり・ポートフォリオになります。SNSを営業ツールにして、企業のSNS運用に応募・採用いただいたことがあるため、個人的にSNSを発信することをおすすめします!

優先順位が低いが、やっておけばいいと思うもの

①・②に関しては、取引が始まったタイミングで登録しましたが、③〜⑤に関しては、私もまだ作成していません。必要かと言われたらそうでもないと私は思ってます😃

①契約書、請求書ソフト
②会計ソフト
③名刺
④事務用の印鑑
⑤屋号作成

4.まとめ


退職前後の準備・フリーランスとして活動するための準備について解説しました。

この段階で行うべき準備には、退職後には難しいものや時間がかかるものもあります。ですから、退職前に着実に準備を進めることが肝心です!

後悔しないためにも、しっかりと計画を立てて実行に移していきましょう!

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