欲しい情報を集めて軽やかに

ある道があります。
その道はとても安全という事実がありながら、その道を通るのに、軽やかな人と苦しい人がいる。その違いって何だろう?
私には長年そんな疑問がありました。

つまり、事実は同じでも、見え方(真実)が全く異なるということ。

その答えのひとつが私たちの内側にあったことを、最近知りました。
今日はそのお話をしようと思います。

脳の中には、脳幹網様体賦活系という場所があります。
ここは、脳に入るあらゆる情報の中から必要なものを自分の脳に送るフィルターの役割を果たしているところです。このフィルターが、ある事実を見て、どういう情報を集めてくるかを決めているということ。

例えば、
「私はいつもうまくいかない」
そんな意識がフィルターに設定されていると、脳は、それに関わる情報を集めてきます。
あそこにへこみがある、あそこは滑りやすい、あそこは道が狭い…うまくいかない情報が脳に集まります。

一方、
「私はいつもうまくいく」
そんな意識がフィルターに設定されていると、この靴を履けばいい、この時間帯に通るといいなど、うまくいくための情報が脳に集まります。

この違い、伝わりますか?
ゴールは同じです。「うまくいかない」がフィルター設定されている人も、きっとその対策を万全にして通るのでしょうから。
でもゴールした時の消費エネルギーはどうでしょう?不安材料ばかり集めてしまったために、同じ道を通るにも心労が大きいはずです。

フィルター設定は、無意識にされていることが多いのです。育ってきた環境の中で、知らず知らずのうちに形成されてきたもの。

でも意識は簡単に変えられます。

カレーが食べたいと思ったら、カレーの匂いやカレーの看板が目に入るのと同じ。

お部屋を綺麗にしたいと思ったら、汚れているところに目がいくのと同じ。

つまり、〜したいとただ思えば(意識すれば)いいのです!!

日曜日の夕飯は、家族みんなで美味しく楽しく過ごしたい♡
そう意識をしておけば、眉間に皺を寄せてレシピをあれこれ考えなくとも、自然と情報が集められてくるのかな??
それくらい軽やかに、みなさんもゲーム感覚で試してみてほしいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。。

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