4.13 コーチとしての幸せ
都会で働くなんて夢にも思ったことなくて。
そして学校でお仕事できるなんて思ってなくて。
しかも看護学校だなんて幸せすぎる。
男性看護師もたくさんいる。
女だけの世界とはまるで違う。
昨日、来年2月に国家試験を受験する学生さんたちに試験問題でわからないと聞かれて一緒に調べたんだけど
遠く遙か彼方にある私の記憶しかなくてね、
必死に学んだのに忘れちゃうんだなって悲しいやら悔しいやら。
今日も出勤だったから、月曜日に学生さんにちゃんと伝えられるように調べたり、わかりやすく図を書いてみたりしてた。
なぜか負けず嫌いな私がでてきた。
もちろん最初から教えたりはしない。
「あれから調べてどこまでわかった?」
「どこがわかったら先にすすめそう?」
って面倒くさがられてもそう問いかけてからにする。
だって私はコーチだから。
でもね、覚えておきたいことなのにすっかり忘れていて、忘れたい過去はなんで残ってるんだろうって。
全部『執着』なのかもって思った。
覚えておきたいって必死になって手に入れたけど
使わないうちに記憶からなくなっている。
覚えて試験に合格しなきゃ、っていう執着。
でも心が動かされることじゃなくて
所詮、頭の中だけの渇望だった。
忘れたい過去は『忘れたい』って必死にもがいて
苦しんだ証。心が苦しみや悲しみを味わった経験。
ここに何か大切なことが隠されていたりする。
過去の苦しみに向き合ってみると
苦しかったことから自分が大事にしたいこと、
エッセンスが必ず出てくる。
大切なことを忘れないように自分の中の自分が
「守る」ことに執着してるのかもしれない。
人生ってオモロい✨
今はそう思える。
どんなことがあっても『どうせうまくいく』
プロセスをどう生きるかだよね、って今日も自分に言い聞かせている。
人生一度きり。
私もだけど、学生さんたちに悔いのない人生を歩んで欲しいと思う。
教員楽しみながら愛情いっぱいかけて学生さんの背中をおしていきたい。
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