4.29 助産師が看護教員になって感じること
4月から学校でお仕事させていただいてからずっと走り続けてきた感じ。
連休に入ってから少しばかり振り返りをしてみる。
先生っていうお仕事自体はやっぱり好きみたい。
上下関係とかではなくてね。
教えを育む、ここに私の心の喜びがある。
看護学生時代に辞めていく仲間を止める勇気も何もなくてただただ仲間の背中を見送るばかりだった。
コーチになった今は違う。
「本当にあなたが望む未来はどんな未来なんだろう?」と問いかけられる。
辞めようか悩んでいるのを阻止したいわけじゃない。
本気で自分の人生を考えて他に向かいたい未来があるなら、力いっぱいその背中を勇気づけ後押しする。
「看護師になりたいけど自信がない」なら一緒にどうしたら少しでも自信が持てるようになれるかを考える。
そもそもが学生さんにとっては未知の世界だから自信がある方が私は怖いけれど。
4月の約1ヶ月でやったことのないことをたくさんさせてもらってきた。
たくさんの経験を私自身にさせてあげられている。
例えば
✴︎クラスの出席確認で名前を呼ぶ
✴︎学生さんの研究のアドバイザー
✴︎先生、と呼ばれる
✴︎教務室が居場所
✴︎学生さんと1on1面談
✴︎看護研究の評価、点数付け、単位付与
学生さんのサポートにフォーカスをあてていたけれど、結構教員の課題も感じている。
どこにでもいるけれど、何か欠点や不足はないかと
揚げ足とりたい職員もいる。
【愛が足りない】【愛に飢えてる人がたくさん】
これを1番に感じた。
綺麗事ばかりって声が聞こえてきそうだけど、欠席が続く学生さんや人当たりがきつい教員をみているとそう感じる。
究極、人はみんな愛を学ぶために生まれてくると私は思っているから、学びの邪魔をする気はないけれど愛がない人をみているととても寂しくなる。
私もまだまだ学び途中の身なので、偉そうなことを言うつもりはないけれどね。
いろいろ書いてきたけれど、1ヶ月経ってみて使命というものをとても感じる。
教員、学生さんたちにやっぱり深く関わりたい。欠席が続いている学生さんが気になる。
SOSが出せずにいるなら、アンテナを張り巡らせて
キャッチしたい。
何か苦しみや迷いがあって話せる人がいないなら、私が聴き役になる。
私の経験の何かが誰かの役に立てるはずだと思っている。
5月は実習に入るために学生さんと面談が始まる。
愛情もって学生さんの心の育みを意識して関わっていこうと思う。
「自分はできる。周りの人たちは仲間だ。」
こう思って学生生活を送ってもらいたい。
ずっとどんな時も私はコーチとして学校にいる。
ずっとどんな時も私はコーチとして笑顔でい続ける。
今の私にできることだから。
5月から7月までは実習サポートがメインになるけれど、未来の看護師たちを育み笑顔にしていきたい。
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