【UWSC】マウスクリック自動化:動作記録とわずかな編集ですぐ出来る!
いつものオンライン研修、最後のページまでめくるのが大変。
電子書籍を読むのに、自動でページめくりさせたい。
アプリで決まった場所をクリックしたい。
ただひたすらマウスをクリックしないといけない状況があると思います。
この記事では、『ひたすらクリックを続ける』ことについてご紹介します。
■この記事でわかること
UWSCで動作記録をする方法。
クリック動作を続ける方法
記録した内容を繰り返す方法
UWSCの基本操作についてはコチラでご紹介しております。
■クリック自動化までの流れ
クリック自動化は『3ステップ』で出来ます。
動作記録
記録内容の編集
実行して動作確認
「無駄な動作が入っていても大丈夫!」という方は、動作記録してすぐ実行できます。
「無駄な動作が入っていて気になる」という方は、テキストエディタで記録したファイルを編集して、無駄な部分を削除しましょう。
■①動作記録:クリックしたい場所を決定
まず最初に、動作を記録します。
動作記録は『正確に行うのがポイント』です。
記録を開始してからの操作がすべてリプレイに反映されるため、余計な動作が入ると編集大変になります。
◆動作記録の手順
[記録]ボタンを押して、記録を開始
<< マウスの動作を記録する >>
[STOP]を押して停止する。
[保存]を押して、記録をファイルに保存する。
記録が無事完了したら、次へ進みます。
■②記録の編集:不要な部分を削除
◆編集する方法
任意のテキストエディタ(メモ帳やサクラエディタ)で記録したファイルを開く。
( [Win + R] → 『notepad』 → OKでも可 )BTN(LEFT, CLICK, ●●●, ○○○, ▲▲▲) の箇所以外削除する。
クリックする間隔(▲▲▲)を任意の値に変更する
※▲▲▲:ミリ秒 ( 1秒なら 1000 )編集した内容を[保存]する。
// 編集前 /可
.
.
.
MMV(XXX, YYY, TTT)
ACW(GETID(...)..........)
BTN(LEFT, CLICK, 200, 150, 500)
MMV(XXX, YYY, TTT)
.
.
.
↓ ↓ ↓
// 編集後 //
// 画面上の[X座標 200], [Y座標 150]の場所を
// [3秒間隔]で[100回]クリック
BTN(LEFT, CLICK, 200, 150, 3000)
■③動作確認:記録内容の確認
[読み込む]で編集したファイルを読み込む。
※実行回数(T)でクリックを繰り返す回数を指定。[再生]で実行し、動作を確認する。
途中で動作停止する場合は[ALT + F2]です。動作を確認し、問題ないことが確認する。
■動作回数を指定する別の方法
ファイルを読み込む場合、ドラッグ&ドロップなどで行うと回数指定ができなかったり、毎回回数を指定するのが面倒くさい場合があります。
そんな時は、繰り返し処理FORを加えましょう。
編集は簡単、繰り返したい部分を『FOR~NEXT』で囲むだけです。
◆サンプルコード:クリックを繰り返す(FOR~NEXT)
// クリックを繰り返すサンプル
// =================================
// 画面上の[X座標 200], [Y座標 150]の場所を
// [3秒間隔]で[100回]クリックする場合
FOR i = 1 TO 100 // 100の部分は、クリックしたい回数です。
BTN(LEFT, CLICK, 200, 150, 3000)
NEXT
サンプルコードのようにFOR~NEXTで上下囲むと、クリック動作『BTN(LEFT, CLICK, 200, 150, 3000)』が100回繰り返されます。
マウスクリック自動化の流れをご紹介しました。
クリック位置修正・調整するとき、座標を手軽に調べたい場合は、『MPP Utility』などのツールを利用するか、コチラの記事を参照していただければと思います。
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