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一度死んだから言えること


微細骨折って知ってます?

先ずは、【微細骨折】という言葉をググると次の様なものが出て来ます。

『レントゲンで骨に割れ目がはいっているけれど、完全に折れていない状態です。 これよりももっと軽いひびはレントゲンではわかりません。 そういうものも骨折です。 これらを不顕性(ふけんせい)骨折とか骨挫傷(こつざしょう)、あるいは微小骨折といいます。』

レントゲンにも写らないが骨折している状態を言います。骨折の定義としてはあり得ないし、正式な医学用語でもないみたいですから認めている人はわずかだと思いますがあるのはあるらしいです。

私が知っているのは、横浜にあるとある鍼灸師のグループ以外では知りませんね〜。もちろん私も認めている数少ない一人ですが(笑)

どんな時に起こるのか?と言えば一般的なものは打撲です。ちなみに打撲とは身体を強く何かに打ち当てた時に骨面細胞が潰れる、つまり骨挫傷という状態を言います。

いわゆる打ち身と言うやつですが、当たる場所や勢いで折れます。しかし、レントゲン写真でもわからない程度だと、内出血もしないのでそんなに腫れませんし、青痣にもなりません。

などと書いてましたら、息子が顰めっ面して帰って来ました。聞く指をポールに当てて腫れてしまったと言っています。まるでこのネタを聞きつけたかの様で驚きましたが、治療せねばなりませんから取り敢えず見せてもらいました。

打撲直後

自転車で帰宅中に爺様ライダー3人が変な寄り方をして来て、それを避けたら鉄柱に指がガシッと当たって血も出ている状況です。ですが前述した通り骨折特有の内出血も腫れ上がる感じも見受けられまさん。

そして触診でも小指には骨折は認められず、単なる打撲の腫れがある程度で触っても痛いがひどくは無いとの事でした。

そして透視すると右第五中手骨に微細骨折を確認したので、触ると「ウッ!」とうめきました。間違いない様です。この時点で拳を握れず力も入らないと言います。

手のひらを作っているのが中手骨
MP関節から少し下に微細骨折発見

そこでまず微細骨折を整復します。この場合ハッキリと折れたものよりは扱いは簡単です。患部には触れずに空間で整復を行いエア鍼を打ち込み固定します。もちろんエアなので固定化されれば消える様に設定しておきます。

※私は鍼灸師では無いのでリアルな鍼は打てません。ですが何十年も前からエア鍼は使ってましてね。これ便利です(笑)

続いて手首と肘にある衝撃波を抜き、そのまま手首の整復を行うとポキっといって手根骨が整ったので、すかさず手首を締めて安定させます。

その瞬間に手首が握れない力が入らないと言うのです。状態は戻ったのにおかしいなぁと思っていると、すかさずゆあんさんが「それは恐怖心や」と言いdoTERRAのらエッセンシャルオイルを嗅がせると、力が入る様になりました。

メンタル面の修復もOKです!

そしてこれで6割が治って来たのですが、パワーが上がりきれないので、前にも書いた恐怖と連動している肩甲骨を剥がし、肩を整復するとほぼ戻ってきたと言います。

ここで終了です。すべて治しても良いのですが、それでは息子の治癒力を阻害することになります。

治りたいのは本人なのですから、最後は自力で行わねば意味がありません。だからここで手を引くのです。それもまた治療なのです😊

あなたと家族の周りの人が今日も健康であり幸せでありますように・・・。

続く



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