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マトリックス レザレクションズ感想

アクションくそ、演技くそ、話の内容くそ。なによりも抜けきらない感じ。まるで往年のプロ野球の名選手が引退後に皆んなで集まって草野球というかクソ野球やってるのを見せられてるようなもんだった。仕事をもらってる人はそれっぽい感想を書いたりするんだろうけど、紛うことなきクソ映画になってしまっていた。勿論、うわ、こうなってんのか、みたいな部分はあったけども、もうキアヌリーブスもクタクタだし周りの役者もやる気あるんだかないんだか。パワーのあるキャラがゼロ。懐かしのキャラは出てきますが、もはやそれが絶妙にダメな味付けになって、過去作の映像混ぜ込んで、ワクワク感は前半の2.30分までだろうか。む、どうなるんだ、みたいな気持ちがドンドン薄れていく。のぼるかな、のぼるかな、ってなってしぼむ。なによりアクションシーンが…。お金あるんだか、ないんだか分からない感じのクソさなのである。スミスもよくわかんないポジションだし。入り乱れてるシーンとかも、なんつうか音でごまかしてて雑。マトリックスと言えば、まあ、アクションが映画としての大きな見せ場だと思うんですよ。

話の内容としては、人工知能を持った機械と電池人間から覚醒した人間さんの争いは過去3部で集結、平和なんだけど、人間は人間、機械は機械でやっておりまして、じゃあ別にいいんじゃねえの、って感じなのに無理矢理ほじくって、あれだネオ信者が、あの人は今、をやってるような。ネオとトリニティのラブラブパワーは機械さん的にも扱いづらいけどでも良いエネルギー供給源でして、みたいな。あれだ、東京卍リベンジャーズにも似てるわ。もうしらんわ、勝手にやっててよ。みたいな感じ。話の内容はね。

んで、マトリックス内の敵が、これがもう全然だめ。ネオの周りの味方も全然だめ。簡単に言えば、ださい。かっこよくないのである。過去作で人気のあったアクションを悪い再現をした感が満載である。故に、尚更がっかりしてしまった。

A級なシーンが少し。あとはもうB級というか、Bなのだ。特にザイオンから新生した街、もう名前忘れたわ。あの長老役のお婆さんの演技もメイクも酷過ぎる。船内もなんかヘボいのだ。なんなんだろう。カメラワーク?撮影機材のせい?とにかく、過去作にあった重みがないのだ。最後の方もヘボいゾンビ映画観せられてるような。それを車がひっくり返ったりして誤魔化してるというか。悪い冗談みたいな演出ばかりなのである。

あとはやっぱネオもトリニティも老けちゃったしね。このオッサンとオバサンはなんなん。って思っちゃったよ。

そして、最後のレイジの女版の歌ね。もうひどいね。

そんなわけで、マトリックスリザレクションズはウンコ映画でした。なんだろう、お、お、お、だめーって感じだらけだったんだよなあ。全然まとまってない、バラバラな感じ。やっぱ監督の感覚も衰えちゃったのかね。

それとも俺が期待し過ぎただけなんだろうか。それにしたって…思い出せば出すほどに残念なのだ。逆に凄いっちゃ凄いような。コロナのせいであんな作品になっちゃったのかな?

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