そこに愛はあるんか
子どもの頃から【はだかの王様】の話が好きなのですが
年を重ねると、『深い話だなぁ』と思うポイントが増えていきます
もし、『王様ははだかだ❢』と言った子どもを誰かがたしなめていたら…
王様がパレードをやめてしまったら…
そう描かなかったから、あの話は、誰もが憎めないし、誰をも傷つけていないのでしょうね。
もう一つは、家来や周囲の人は、王様のことを敬っていないということ。
王様のことを本当に考えていたら、王様がはだかでパレードすることに胸を痛めたと思うのです。
「そうだ、そうだ」と集まる人は、尻馬に乗って、自分の利を得ようとしているだけ。
経験を重ねると、だんだん意見を言ってくれる人が少なくなる。
耳障りのいい言葉を言ってくれる人に囲まれることが自分への評価だと思ってしまう姿は
あの子どものように、見える人からは滑稽になっちゃうというお話なんだなと思います。
もういい大人なので、気をつけなくちゃと思います。
お墓参りに行きました。
今日、心から、ああ、いつかは私もここに眠るんだなと思いました。
いろいろあったけれど、自分なりに頑張って生きてきたと今、私は思えるのです。
いい内容でも、悪い内容でも、誰かの評価は、その人の個人的な意見なだけ。
『老害や晩節を汚すことがないように自分を戒めつつ、心を縛られず、自分で見て、考えて、歩いていこうと思います。逸れそうになったら教えてください』と手を合わせました。
その時に、頭に浮かんだ言葉
【そこに、愛はあるんか?】
心します
全国胃がんキャラバン、多くの人にがん情報を届けるグリーンルーペアクションに挑戦しています。藁をもすがるからこそ、根拠のある情報が必要なのだと思い、頑張っています。