Apple Watch Series 10お触りレポ / サンデーAFJ 2024年9月29日号
皆さんこんにちは。Harvectorの虎豆しば2号です。
前回のサンデーAFJではiPhone 16/16 Proのお触りレポをお届けしましたが、同じく9月20日からApple Watch Series 10も発売及び店頭展示が開始されています。
今回はApple Watch Series 10のお触りレポをお届けしたいと思います。
記念すべき10世代目に当たるSeries 10の最大の変化と言えばやはり筐体の刷新でしょう。まずケースのサイズが大きくなり、Series 7以降3世代に渡って41mmと45mmの2サイズ展開でしたが、それぞれ1mmずつ大きくなり42mmと46mmになりました。
42mmと言えばApple Watch 1st generationからSeries 3までの大きいサイズと同じ数値であるため、ベゼルを細くする等のブラッシュアップを重ねて小さいサイズがかつての大きいサイズに追いついた形になります。
筆者は普段40mmケースのモデルを使用しているため、小さいサイズである42mmケースを試着させてもらいましたが、装着した第一印象は結構存在感があると感じました。同じ小さいサイズ同士であるにも関わらず、大きいサイズを付けたような感覚でした。
今回のSeries 10では大きくなっただけでなく薄くなりましたが、薄くなったことで腕との密着感が増したように感じました。正直薄くするよりもバッテリーの容量を増やして欲しい、と思ったりもするのですが、装着感が良くなるのでこれはこれで悪くない進化だと思いました。
今回Apple Watch Series 10発表後に話題になったのが、Series 7〜9と比較するとベゼルが太くなっているのではないかという疑惑。残念ながら筆者はSerie 7〜9を所有していないため、本当に太くなっているかどうか確かめられていないのですが、実際に装着してみるとSeries 10も湾曲しているエッジギリギリまで表示領域があるため、そこまで気にならないというのは正直なところ。
今回カラーバリエーションにジェットブラックアルミニウムケースが追加されました。ジェットブラックと言えば2016年のiPhone 7/7 Plusにのみ用意されていた仕上げですが、当時ジェットブラックに憧れていた筆者としてはとても懐かしい気持ちになりました。
しかし、当時ジェットブラックが登場した際にAppleが公式で「傷つきやすいためケース装着を推奨」という異例の対応をしました。Apple WatchはiPhone以上に傷付くリスクが高いものなので、傷つきやすさが解消されているのかどうかはとても気になるところです。
そしてカラーバリエーション関係でもう一つある変更点としては1st generation以来ずっと用意され続けていたステンレススチールケースが廃止されてしまいました。その代わりにチタニウムケースが復活しました。Apple Watch Ultraを除いてノーマルラインにチタニウムケースが採用されたのはSeries 7以来3年ぶりとなっています。
ただこれまでのチタニウムケースと異なるのが鏡面仕上げとなっている点。そのため一見これまであったステンレススチールケースと見分けがつきません。ただナチュラルチタニウムケースはシルバーステンレススチールケースよりはゴールド寄り、逆にスレートチタニウムケースはスペースブラックステンレススチールケースよりシルバー寄りという色味になっています。これまでのステンレススチールケースでははっきりと分かれていたカラーバリエーションが少し曖昧になった印象。
筆者はApple Watchバンドを40本近く所有しており、様々なバンドとの親和性が高いという点からシルバーを好んでいたのですが、今回のナチュラルチタニウムケースはこれまでのシルバーよりは少しゴールド寄りの色味であるため、合わない色が出てきてしまうのではないかという懸念はあります。
その他機能面についてデモ機での検証は難しいですが、Series 7から使用可能になった急速充電が45分で0→80%だったものが30分で0→80%になり、より早い時間で充電が終わるようになった点や、水深・水温センサーが搭載された等があります。
皆さんはApple Watch Series 10、購入あるいはデモ機で触れてみてどう感じたでしょうか。是非AFJで感想を教えて下さいね。
それでは今回はこの辺で。
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