棚貸し本屋の店番日記 ＃13 現在地のこと

ビールが呑める大人の図書室。

夢オチの可能性を残しつつ、数年後の実現を目指しながら、西日暮里でシェア型書店の棚をお借りしています。

年末の水道管破裂から早3ヶ月、気がつけば新年度を迎えました。

その後も活動は続けておりますが、一進一退から一足飛びなんてうまい話はなく、繰り出されるのはムーンウォーク。前に進んでいるようで後ろに下がることもあり、大きな進捗はございません。
とは言え、行きつ戻りつしながらも、歩みは止めずにおりまして、ここらで一度、現在地についてお話出来ればと思います。

物件のこと

仕事で「オタスケー」となりながらも、物件探しは続けております。
先日、気になる出物がありまして、飲食店営業が可能か照会しているところです。家賃はお高くなるものの、築2年と新しい物件。こちらでしたら水道管が破裂する心配は無さそうです。

ロゴのこと

長年の友人であるデザイナーに、豆千のロゴを依頼しています。
最終版は物件の外観や内装との兼ね合いもありますが、案の段階でも早くご披露したい素敵なデザイン。仕事や家庭で行き詰まるとロゴ案を眺め、心のHPを回復させています。

クラファンのこと

物件が決まれば慌ただしさが増しますので、出来る準備を進めています。
ご支援頂けたら、本好きの方たちが居心地良く過ごせるよう、椅子やテーブルなど什器の購入に活用できればと存じます。返礼品はどんなものがいいでしょうかね。

料理のこと

豆を使ったカレーを練習中です。
先発の3本柱として、白いんげん豆とベーコンの煮込み、ミネストローネ、豆と挽き肉のキーマカレーでローテーションを組みたい皮算用。ビールで継投して、セットアッパーとしてあんこのスイーツ、抑えはコーヒーでいかがでしょうか。

蔵書のこと

販売用のストックとして、月に30〜50冊のペースで積ん読を増やしております。
中には掘り出し物もチラホラ。どんな風に陳列しようか、ああでもないこうでもないと空想の中で試行錯誤を繰り返し中。目標は1,000冊、ようやく半分くらいまできました。

体重のこと

増えるばかりで落ちません。
ピーク体重まであと1キロに迫り、待ったなし。開業したらお店に立つ訳ですから、ベストな状態でいたいんです。残業続きを言い訳に、自宅で毎晩ひとり深夜食堂をオープンしていれば、シャツもパツパツになるってもんです。

とまあ、現在地はこんな具合。
ホント少しずつですが、形が見えつつあるような感じです。足踏みをしながらも、ビールが呑める大人の図書室を求める旅は続いております。

彷徨える中年の活動記録、引き続き温かな目でお見守り下さい。