フルタイムワーママから専業主婦になった後、支出状況はどう変わったか
正社員として25年以上働いたのち、職場を早期退職し、現在、専業主婦をしているまめさとです。
家庭の生活費と自分の個人的な活動費について2、3年間、簡単な家計簿をつけることで貯蓄額の見積もりを立て、退職の準備をしました。
そして実際に退職して1年余り。
退職後の支出状況は、働いたころと比べてどう変わったのか振り返ってみたいと思います。
家庭全体にかかる生活費の支出についてはさほど差はないように感じています。
ただ、夜の外食は減りました。
以前は金曜日など精魂尽き果てて、しょっちゅう外食で済ませていたのですが、今は基本、家で食べています。
その関係で、食費は少し減った気がします。
明らかな変化が出たのは、私個人のために使っているお金。
被服費とか趣味とか娯楽に使うお金は働いてたころより明らかに減っています。
特別に節約を心掛けたわけでもなく、金銭的に我慢しているという気もないのですがこれ何ゆえか???
自分なりに考えてみました。
・コロナ禍の自粛生活の影響
残念ながら2021年も新型コロナのために自粛を強いられていた時期が多く、物理的に外出する機会が制限されていました。
外出が減ると大きな支出も減る・・・というわけで、なんだかんだとこれは大きな要因の一つかなと、思います。
・会社を辞めてかかる経費が減った
働いていたころは、家でのカジュアルな恰好とは別に仕事用の服やカバン、靴などを買いそろえていました。
事務の仕事をしていながらも、ある程度かしこまった場に行ったりしていたので、スーツのようなそれなりの格好をする必要があったのです。
職場の誰も私の格好なんて気にしていないだろうと思いつつ、いつも同じ服を着ていくのは気が引けたので、何パターンか用意。
当然、季節によってそれぞれそろえる必要があるので、自分の好みではない仕事着に結構お金がかかっていました。
・ストレスが減って無駄づかいが減った
働いていた職場がストレスフルだったので、大きめの行事が終わるとか、何か区切りがつくたびにめちゃくちゃ高くはないけれども、ちょっと贅沢かな、と思うものを買ったりしていました。
ありがちな、「自分への頑張ったご褒美」、「どうせ毎月、お給料が入ってくるしね」、と思うと財布のひもがゆるむゆるむ。
しかも割と買ったことで満足するみたいなところがあり、服などはタグをつけたままほったらかし、なんてのもザラでした。
いま思えば、本当に必要なものだったのか・・・。
結局、未使用の不用品は、メルカリで二束三文で売りさばきました。
全般的に、欲しければいつでも買いにくればいいという余裕ができたせいか、欲しいと思ったらすぐに買う、という習性がなくなりました。
これは大きな変化かもしれません。
・時間をお金で買うという発想が減った
働いていたころは、やはり使える時間が非常に限られていました。
そのため、多少高くてもお金を払うことで済むなら・・・みたいな感じで、比較検討することなく物事を即決したり、交通費なども惜しみなく使ったりしていました。が、最近はそういうことは減りました。
・平日のお得なサービスを利用するようになった
仕事を辞めてみて気づいたのですが、平日の昼間は休みの日に比べて安い価格でサービスが提供されていることが多々あります。
しかも土日より利用者がすくなく、ゆったりつかえるという…。
これは本当にうれしい誤算でした。
・公的なサービスを使うようになった
図書館とか、公園の年間パスとか、習い事とか、調べれば国や各市町村がいろんなサービスを安価あるいは無料で提供しています。
時間があるので、市の広報誌や町中にあるポスターなどをみて気になったものは調べ、そうしたものをガンガン活用するようになりました。
そんな感じで、すごく我慢しているという感じはないのですが、支出は全体的に減っています。
ただ、最近少し引きこもっていることに飽きてきて、ボランティアや習い事を始めようとしています。
そうした活動をすることで、今後の支出傾向がどうなるのか・・・。
まだまだ家計簿をつけ続け、経過を観察していくつもりです。
本日の写真:ネモフィラ(ムラサキ科)
割と大きめの花がいちめんに咲いているのは、圧巻です。
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