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遺言【詩】

偏西風が吹いているのは愛嬌であるらしい
少年は浜辺から離れたとこでペンギンといるらしい
偏愛のバレリーナから絶縁の手紙が届く予感して
正直なところもう生きてゆく気にはなれずどうにかして
お茶漬け海苔を遺骨代わりに岬から撒いて欲しいと姦しい


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