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夫婦の生活費問題で泣いた話[前編]

あの日、私は夫とコンビニに行っていた。
コンビニでお菓子を買うのが好きな私。
その日もたくさんお菓子を買って、1000円弱くらいのお会計だっただろうか。
夫に「買いすぎじゃない?俺はそんなに贅沢しないけどな」とチクリと言われた。
冗談めかして「俺の金!」と言われることも増えていた。
確かに、夫の方が何倍も多く家計にお金を入れてくれている。それなのに夫はコンビニで無駄遣いしたりしない。
私は自分の部屋でこっそり泣いた。何がそんなに泣けたのか?


私はなんで泣いたのさ

①生活費を入れる割合で言うと夫の方がはるかに多い。だからって生活費でお菓子も買っちゃいけないの?という不自由への悲しさ。
②私の好きな事が否定されたような悲しさ。
③ 私はひとり暮らしだったとしても、コンビニで好きなお菓子を買うささやかな贅沢は自分の収入の範囲内でする。のに、夫のお金で豪遊しているかのように言われたことへの悔しさ。
③に関してはそこまで言ってない気もするけど、当時はこの3つの理由で泣いた。

そして我が家の、かの離婚騒動。

いよいよ、様々な方面から再構築に乗り出さないといけなくなった。

お金についての言語化スタート


2人で再構築を決めた後、お金についても話し合った。

私の主張
私は自分で暮らしていけるだけの収入と仕事は一応ある。だから正直養ってもらう必要はない。でも、一緒に暮らすからには夫の方が多く稼いでいるから、生活費は多く出してほしい。

それに昔、話し合ったよね?生活費は稼いでいる割合で分けるのではなく、「手元に残すお金を平等に同じにしよう」って。例えば、妻5万 夫15万の稼ぎだった場合、3万と13万ずつ入れて、手元に残るお金はお互い2万にしようって。(見かけ上、稼ぎは1:3なのに、生活費の割合は約1:4になる)
そこ忘れてない?

夫の主張
正直、手元に残すお金を同じにする所は忘れてた。自分の方がお金を多く入れているのに、まめみんが俺のお金を自由に使っているように見えた。

ここで私は気づいた。確かに、自分のお金じゃないと思って「奢ってもらってる」感覚でいたかも?いやでも、私も一応生活費は入れているし2人のお金なのに…。
あれ?2人のお金とか言いながら奢ってもらってる感覚もあるの?私矛盾してない?
というか、やっぱお金の面でだいぶ夫に依存してたな。
そんでもって、自分のお金についてもっと開示して、2人の資産という認識も作っていかないとな。

結局自分の問題

そう、私自身にも、やはり問題があった。
なぜ、自分で暮らせるだけの収入があるのに夫の稼ぎに依存してしまうのか?
→「稼ぎが多い人にあやかりたい」という邪念がある。結婚したら男の人に養ってもらえると聞いていたよ?みたいな概念が自分の中にある…。信じたくないけど、確かにあった。

なぜ、自分のお金が2人の資産だという感覚が持てないのか?
→これも気づいていなかったけど、すでに恨みを抱えまくっていた私は、心のどこかで離婚するかもなと予想していた。だから、稼ぎが少ないんだから、自分のお金は自分で守らなきゃと思っており、夫に自分の資産を開示していなかった。
あと、母に昔からずっと「女は自分の財産を男に知らせちゃダメ」って呪いのように言われていて、なんかそういうもんだと思っていた。

物語は続く

文章が少し長くなりそうだ。
この後実際行動した事と、その結果は後編に書くことにしよう。

後半の冒頭に夫からもらったコメントを入れる予定。



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