価格改定のお知らせ資料を一括出力するマクロの使い方とダウンロード
価格改定のお知らせお客さんに通知したい。 どのような資料を準備すればいいの?
こんな疑問にお答えします。
このnoteでは、
価格改定のお知らせに必要な資料をエクセルマクロを使って簡単に作成する方法
をご紹介しています。
最近の物価高また消費税制度の改定により価格改定をせざるを得ない方が多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
値上げなんてしたくないけどこのままじゃ採算が合わない。。
ヨシッ、値上げのお願いをしていこう!!
思い立ったはいいものの何を行動すべきなのか全く分かりませんでした。
どうなようなフォーマットで通知資料を作ればいいの?
必要な書類にはどんな種類があるの?
取引先が多すぎて資料作成に時間がかかる
こんな悩みを解決するためにこのnoteでは、
「価格改定に必要な資料」、「資料を効率よく作成するマクロ」
をご紹介しています。
価格改定の交渉って精神的にかなりしんどい仕事になります。
特に「値段を上げさせてください。」と伝えるときはめちゃくちゃしんどい。。
「断られたらどうしよう。。」「契約を切られたらどうしよう。。。」
心を鬼にして打価格交渉をするしかありません!
紹介しているマクロを使って資料作成にかかるストレスだけでも軽減させてください。
価格改定のお知らせをするには
価格改定の資料を作成するマクロの紹介の前に、
価格改定をお知らせをするための手順
をご紹介します。
正しい手順を踏まず一方的に価格改定の通知を出してしまうと、
「 いきなりこんな通知を出してくるなんて失敬だ」
と感じられても仕方ありません。
こんなトラブルを防ぐために正しい手順を踏んだ上で価格改定のお願いを行いましょう。
ビジネス関連の書籍で調べたところ以下のような手順を踏むのが一般的のようです。
価格改定を実施したい日時の3ヶ月以上前に通知文を提出する
トラブルが発生しないようしっかり打ち合わせを行い 、契約のやり直しまたは覚書等で証拠を残す
価格改定を実施する
実際に私は上記の手順で数件のお客さんに価格改定のお願いをしているのですが、今のところトラブルは発生していません。
相手に不快感を与えないよう「価格改定を進める手順」には十分注意してください。
価格改定のお知らせに必要な書類とは
「価格改定のお知らせ」に必要となる書類はこちら
価格改定に至った簡単な経緯を説明文を記入した通知文書
価格改定前(現行)の見積もり
価格改定後の見積もり
契約書又は覚書
上記4種類の資料を準備すればスムーズに打合せをすることができます。
打合せの流れはこんな感じ
通知文で価格改定をしたい旨を伝える
↓
価格改定前の見積もりで現行の契約金額をお互いに再確認
↓
価格改定後の見積もりでこちらの意向を伝える
↓
覚書で打合せ内容の証拠を残す
各資料の使い道をしっかり把握しておいてください。
価格改定のお知らせ文書
通知文の様式がこちら
自社の情報
相手先の情報
挨拶文
添付する資料の内容
通知文には上記の内容が必要です。
通知文の内容は 価格改定の理由によって 変わってくるかと思います。
なぜ価格改定に至ったのかを相手に伝える大切な 文章ですので よく考えて作り込んでください。
見積書
見積書の様式がこちら
自社の情報
相手先の情報
件名
契約金額
備考欄
見積書には上記の内容が必要です。
見積書の題名の「(価格改定前)」を「(価格改定後)」に変更して、
価格改定後の見積書として利用することができます。
必ず、現在支払ってもらっている金額が分かる資料を添付してください。
その理由は、長年お仕事をさせてもらっていると担当者によっては契約金額を把握してないことがあります。
毎月口座から引き落とす支払い方法だとなおさらです。
「毎月支払ってるんだから金額は把握してるでしょう」と決めつけるのではなく、参考資料として添えてあげてください。
そして、改定前と改定後の金額を比較しやすいよう同じフォーマットの資料にするとより親切です。
覚書
覚書の様式がこちら
件名
打合せ内容
相手先情報(確認印)
自社情報(確認印)
覚書には上記の内容が必要です。
打合せ内容を具体的に明記し、書類の最後にお互いの確認印を押印することで法的な効力を持たせることができます。
覚書を用意せず口頭だけの打合せでは、後々トラブルに発展しかねません。
覚書は価格改定をお願いする側が準備するものなのでちゃんとした様式で作り込んでください。
価格改定のお知らせ資料を一括出力するマクロとは
価格改定のお知らせ資料をまとめて出力できる エクセルマクロとは、
必要な情報を一覧に記入するだけで、「通知文」「価格改定前の見積書」「価格改定後の見積書」「覚書」この4種類の資料を一括で出力する
です。
「必要な情報を一覧に記入」とはこんな感じです。
記入する情報量は結構多いですが、「相手先会社情報」「自社情報」などを淡々と入力するだけで作業完了です。
必要な情報を「設定」シートに入力後、マクロを実行するだけで4種類の書類を一瞬で出力することができます。
マクロを導入することで、
編集ミスの軽減
作業スピードの大幅アップ
過去資料の出力が可能
というメリットを得ることができます。
40社程度のお客さんに価格改定をお知らせしなければならないので、 資料を作成するだけでもかなり時間がかかっていました。
ですが、マクロを導入してから資料作成にかかる手間が半減。
メインである打合せ業務に専念することができるようになりました。
効率よく価格改定のお知らせ資料を作りたい!という方にめちゃくちゃおすすめです。
実績のある資料なので是非参考にしてみてください。
価格改定のお知らせ資料を一括出力するマクロの使い方
1.「設定」シートに必要な情報を入力していく
約60列分の情報を入力する必要があり、横幅で使いにくい様式になっています。
少しでも入力作業をやりやすくするために「不必要な列を非表示にするマクロ」が設定されているので利用してください。
例えば、通知文の入力をする場合は「通知文記入欄表示」というボタンを押下すると表示画面が下記のように変化します。
表示範囲の限定を自動化するマクロを利用することで、情報の記入作業の効率をアップさせることができます。
他にも「改定前見積もり記入欄表示」ボタン、「改定後見積もり記入欄表示」ボタンを用意しているので利用してみてください。
2.テキストボックスに番号を入力し「実行」ボタンを押下
一覧表に情報を入力後、テキストボックスにB列の「番号」を入力し実行ボタンを押下。
マクロが実行かれ「通知文」シート、「価格改定前見積もり」シート、「価格改定後見積もり」シート、「覚書」シートに「設定」シートの情報が転記されます。
価格改定のお知らせ資料を一括出力するマクロの使い方としてはたったこれだけ
出力した資料がこちら
自社情報は設定シートに一件分入力してしまえば使い回しすることができるので、
相手先情報と見積もり金額を編集していく
だけの作業になります。
業務内容に合わせて「価格改定のお知らせ資料を一括出力するマクロ」を導入したい
一般的に使われる様式を使った「価格改定の押しらせ資料を一括出力するマクロ」について解説してきました。
紹介してきた資料の様式を使って価格改定の打合せを進めていく方はこのnoteの後半で、
「価格改定のお知らせ資料を一括出力するマクロ」が設定されたエクセルファイルをダウンロードしてお使い頂くことが可能です。
是非ダウンロードして資料作成の効率をアップさせてください。
紹介してきた資料の様式ではなく、業務内容に合わせて様式を変更し同じ処理をするマクロを導入したい!!
このように考える方は、マメBlogのマクロ開発依頼でご相談ください。
>>> マメBlogマクロ開発依頼はこちら
業務内容に合わせた処理にアレンジしてマクロを提出させていただきます。
価格改定のお知らせ資料を一括出力するマクロのダウンロード
「価格改定のお知らせ資料を一括出力するマクロ」をダウンロードしてお使い頂くことが可能です。
資料作成業務の効率アップに役立てると幸いです。
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