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ポータブル電源でドライヤーが使えるのか検証してみた【結果:出力容量が大きければ使用できる】

皆さんこんにちは。節電オタクのマメ父ちゃんです。


ポータブル電源でドライヤーは使えるの?


こんな疑問を解決するため、

ポータブル電源でドライヤーで髪を乾かすことがきるのか

検証してみました。


ポータブル電源でドライヤーを使えれば、下記のようなメリットがあります。

  • キャンプでドライヤーを使える

  • 車中泊でドライヤーが使える

  • 節電用としてポータブル電源を利用できる

ドライヤーは家族全員が利用する使用頻度の高い家電なので、利用シーンが増えれば利便性が向上します。


我が家はアウトドアに出かけることが多いので

ポータブル電源でドライヤーが使えるか使えないか

結構重要な問題なんです。


髪の毛が半渇き状態でテントで寝ると100%風邪ひく。。。


ポータブル電源でドライヤーは使えるのか!ドライヤーを稼働させるためにはどの程度のスペックが必要なのか!

を詳しくご紹介します。


記事の後半では、

ポータブル電源を節電用として使う方法も併せてご紹介していますので、

「電気代高騰で困っている」「ポータブル電源を倉庫に眠らせている」

と言う方は最後までチェックしてみてください。


ポータブル電源でドライヤーを使ってみた

検証で使用した機器がこちら

ポータブル電源『エコフローリバーマックス』

スペック

バッテリー容量・・・576Wh
電池素材・・・リチウムイオン
AC出力(X-Boost)・・・600W(1200W)
重量・・・7.7kg


ドライヤー『Panasonic EH-NA96』

スペック

消費電力・・・1200W/600W
温度・・・HOT/COLD/SKIN/SCALP
風量・・・TURBO/DRY/SET


実際に検証してみた

リバーマックスの出力容量の問題で「使えないモード」がありました。

温度「HOT」 - 風量「TURBO」・・・使用不可

温度「HOT」 - 風量「DRY」・・・使用不可


この2つのモードは『エコフローリバーマックス』では出力容量不足で使用することができませんが、他のモードは全て使用できました。


ポータブル電源で消費電力が1番大きいモードでドライヤーを使いたい!なら出力容量が2000W以上必要だと思います。

出力容量が1500Wだと使えない機種があるかもしれません。。。


リバーマックスの出力容量が定格600W、ドライヤー(温度「HOT」 - 風量「TURBO」)の消費電力が1200Wなので、出力不足で稼働できない。

ですが、

リバーマックスには、

消費電力が600W以上の機器でも電圧を下げて稼働出来る「X-Boost」という機能が搭載されています。


「X-Boost」モードに切り替わると、

ドライヤーの温度が低くなって風量が弱くなる

ので便利な機能だけどあんまりおすすめではありません。


我が家は、

「SCALP」-「TURBO」モードで家族4人分のドライヤー

を使っています。


SCALPモードは高温ではないけど生ぬるいくらいの温風で髪を乾かすことは十分可能。

合計して約20分間ドライヤーを稼働させて約10%分のバッテリーが消費されます。


検証してみた感想は、

4人家族10日分のヘアドライができるって結構すごい!!!

SCALPモードでは約60℃の温風が発生するので、高温でのヘアドライをしない方ならポータブル電源の利用がおすすめ。

冬の寒い時期はコンセントでHOTモードを使ってそれ以外はSCALPモードで使っている

です。



ポータブル電源を節電用として利用する方法

ポータブル電源の特徴は

「コンセントがない場所でも電気が使える」「停電のとき非常用の電源として使える」

ですが、

節電用として使う

こともできます。


我が家ではポータブル電源を節電用として利用することで

毎月の電気代が3,000円以下!!

4人家族でこの電気代は安すぎますよね。


ここからは、ポータブル電源を節電用として利用する方法を具代的にご紹介していきます。


電気代をかけずポータブル電源を充電する

電気代をかけずポータブル電源を充電するには、

ソーラーパネルやシガーソケットを使う

必要があります。


電気代をかけず充電したポータブル電源で普段使っている家電を使えば、電気代を節約することが可能です。


ちなみに、

今回検証に利用したリバーマックスは毎回電気代0円で充電しています。


普段、ポータブル電源で使っている我が家の家電がこちら

  • コードレス掃除機の充電

  • ノートパソコンの充電

  • ドライヤー

  • テレビ


ポータブル電源を利用した分電気代が安くなるので、なるべくポータブル電源を利用するようにしています。


電気代が高い時間帯にポータブルを使う

最近では30分ごとに料金単価が変動する電力プランが人気です。


我が家では「Looopでんき」と契約していて、

料金単価が高い時間帯にポータブル電源の電気を使って、料金単価が高い時間帯に電力会社の電気を使う

という節電対策をしています。


イメージはこんな感じ


関連記事「Looopでんき×自作太陽光発電」ではLooopでんきの特徴や効果的な節電方法が具体的に紹介されています。


ぶっちゃけて言うと、

「電力プランを切り替える」「ポータブル電源を有効活用する」この2つの対策だけでは電気代を月額3,000円以下に抑えることは難しいんです。

たぶん無理。。。。


電気代をかなり安く抑えるためには、

「電力会社の電気」と「ポータブル電源の電気」を切り替えるための分電盤の導入

が必要不可欠なんです。


我が家はこの電源切替器付分電盤のおかげで、

ポータブル電源の電気で照明やコンセントが使える

電気配線になっています。


見た目はこんな感じ

普通の分電盤と見た目はほとんど変わりません。


関連記事「電気の切替ができる電気配線の導入」とポータブル電源を組み合わせることで節電効果を倍増させることが可能です。


併せてチェックしてみてください。


まとめ

いかがでしたでしょうか?


今回の検証では、

ポータブル電源でドライヤーを使うなら出力容量2000W以上の大容量タイプがおすすめ。

エコフローリバーマックスではHOT/TURBOモードを使うことができないので物足りない。

と感じました。


容量の大きいポータブル電源は価格がいっきに跳ね上がるので簡単には購入できないですよね。。。


ポータブル電源は、

電気を持ち運び可能になる!節電用として普段使いできる!

ので一家に一台保有して損することはない便利アイテムです。


数万円以上する高価な商品になりますが、持っていない方はぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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