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カウントダウンタイマーと警告音を鳴らすVBAの組み合わせた「忘れ防止VBA」

割引あり

カウントダウンタイマーがタイムアップすると警告音を鳴らすVBAを使って「処理忘れ防止マクロ」を設定したい


こんな要望から「処理忘れ防止VBA」を開発してみました。


仕事をしていると、

「最後の確認を忘れた、、、」「あの予定忘れてた、、、」

なんてことがありますよね。


人間なんだから「忘れてしまう」ことは仕方ありません。


でも、「これだけは絶対忘れたらダメ!」って場面もあると思います。

そんなときに役立つのが、

カウントダウンタイマーと警告音を鳴らすVBAを組み合わせた処理忘れ防止VBA

です。


「処理忘れ防止VBA」は以下のような状況に応用できます。

  • バスの乗車状況をVBAを警告音で再確認したい

  • エクセルの開きっぱなしを警告音で確認したい

  • 会議や発表の進行速度を警告音で再確認したい


指定時間経過後、「音」で知らせることができるので、「耳」を使って最終確認することができます。


結構効果的!!!私の職場では処理忘れが激減しました


「処理忘れ防止VBA」を具体的に紹介するために、

実際の仕事に導入された「乗車状況確認VBA」

を使ってVBAの内容を説明していきます。

記事の後半では「乗車状況確認VBA」をダウンロードすることができるので興味のある方は是非チェックしてみてください。



乗車状況確認VBAとは

乗車状況確認VBAを使えば、

バス内に人が残っていないかを警告音で最終チェックする

ことができます。

あくまで2重チェック用のシステムとして開発しました。


表示画面はこんな感じ


乗車状況確認VBAの仕組みがこちら

  1. 乗車時にバーコードリーダーで名札を読み取る

  2. 読み取った情報がエクセルに入力される

  3. 1回目の読み取りで、「乗車中」と認識する

  4. 2回目の読み取りで、「降車済」と認識する

  5. 「降車済」の読み取りでカウントダウンタイマーがスタート

  6. 全ての読み取り完了後、「降車済」が残っていてタイムアップすると警告音が鳴動


シンプルな仕組みになっているのでとても扱いやすいVBAです。


使い方

1.乗客情報を入力

乗客情報を入力した時点で「保存」すると繰り返し使うことができます。


2.バーコードリーダーで読み取りし「スキャンコード」を入力する(自動)

使い方は以上です。


乗客情報を一度設定してしまえば繰り返し使えるので、

「エクセルを開く」→「バーコードリーダーで読み取る」

で使用できます。


めっちゃ簡単ですよね!!


実行結果

バーコードリーダーで1回目の読み取りをすると「乗車中」が自動で表示される。


バーコードリーダーで2回目の読み取りをすると「乗車中」から「降車済」に表示が変更される。


「降車済」が検査されてからカウントダウンタイマーがスタート。


「乗車中」の表示が残っていてカウントダウンタイマーがタイムアップすると警告音が鳴動。


乗客情報を編集するときはA3セルをクリックして「スキャン停止中」に変更


いろんな機能が設定されているので戸惑うことが多いかと思いますが、

慣れるとめちゃくちゃ簡単に扱えるはずです。


導入されているVBA

乗車状況確認VBAに導入されているVBAがこちら


これだけのVBAを組み合わせて乗車状況確認VBAが作られています。


各VBAの解説が紹介されているサイトのリンクを貼っていますので、

コードについてもっと詳しくしりたい!という方は参考にしてみてください。


忘れ防止VBAを導入する方法

業務内容に合わせて「処理忘れ防止VBA」を導入するには、

自分でVBAを設定する方法VBA開発依頼をする方法

の2パターンあります。


自分でVBAを設定する

業務内容に合わせたVBAを設定する際、以下の手順で作業を進めることをおすすめします。

  1. どのような処理を実現したいのか具体的なイメージを持つ

  2. VBAを書いてみる

  3. 行き詰ったらネットや参考書で問題点を一つ一つ解決していく


1番目の「具体的なイメージを持つ」ことがとても大切。

曖昧なイメージのまま作業を進めてしまうと、

あれ?何がしたいんだっけ?

という感じで頭の中がぐちゃぐちゃになってしまいます。


記事の最後で乗車状況確認VBAをダウンロードすることができるので、

VBAが得意!という方は設定されているコードをアレンジして使ってみてください。


VBA開発を依頼する

VBAの開発依頼は

こんな処理をするVBAを設定してほしいー

と伝えるだけで業務内容に合ったVBAをゲットすることができます。

費用は掛かりますが、自分でVBAを設定するよりも簡単に導入できるのでとてもおすすめ


関連記事「マメBlogのVBA開発サービス」では、処理忘れ防止VBAの改良依頼をすることができます。


このようなエクセル業務をしていて「処理忘れ防止VBA」を設定したい!

こんな感じのザックリとした依頼内容でOK。


VBAの設定は可能かどうか、費用はどれくらいなのか、すぐに返信がきます。

気軽に問い合わせしてみてください。


>>> マメBlogのVBA開発依頼はこちら


乗車状況確認VBAのダウンロード

上記で紹介している乗車状況確認VBAをダウンロードしてすぐにお使いいただけます。


いろんなVBAが設定されていてVBA学習の参考資料としても使えるので是非活用してみてください。


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