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Mリーグについて思うこと

特に偉そうな意見を述べるつもりはありません
個人的に思ったことをただ書き殴るだけです

Mリーグとは
選ばれし一部の麻雀プロがチームに分かれ放送対局で覇を競う新感覚エンターテイメントショーである

時は2018年7月、私がうつ病に臥せてぽろぽろしていた時にMリーグ発足との報が流れた
8月には選手選択会議が行われ、10月にはリーグ戦が開幕
始めから予定されていた日程なのだろうが結構なスピードで進行していったと感じた

そして何事もなく先月末に無事4年目のシーズンも幕を閉じたので、ここらでちょっと個人的に気になる点を愚痴っていこうと思う

・チーム数、選手数について

現在Mリーグには8つのチームがあり、1チーム当たり4人編成で合計32人のMリーガーが存在している
ほんの一握りのトッププロだけが参加を許される最高峰の舞台という設定の中ではこの人数はまぁ妥当だとも思う
しかし1試合に4人が出てくる特殊な競技なこともあり、日程や選手の事情によっては出てくる選手の顔ぶれが変わらないということも往々にしてある
あくまでも一人の視聴者の意見としては同じ選手が何度も出てくるよりはいろんな選手を見たいので、どんどん選手を増やしてほしい
スポンサーや日程との兼ね合いもあり難しいかもしれないが、あと2チームくらい増えるといいなぁ…

・日程、試合数について

試合は月・火・木・金曜日に2試合ずつ行われる(稀に土曜日にやることもあったりなかったりする)
レギュラーシーズンは90試合、選手は最低でも10試合の出場が課せられており、最大で出場できるのは45試合までである
麻雀という不毛な競技は7割以上は運の要素でできており、数十回の出番でも実力は測れないと言われている
成績なんて安定しないのが当然で、ましてや90試合しかないんだから個人もチームもブレブレで当たり前なのだ
ブレ幅を少なくするには試合数を増やすしかないのだが、現状それも難しそうなのが現状である

現在の日程は10月に開幕し、3月中旬くらいにレギュラーシーズンを終え、セミファイナル、ファイナルと進めていき、4月末に閉幕となっている
年をまたぐどころか年度もまたいでいるのである
このため、Mリーグ2020-2021シーズンというように各シーズンの呼び名に2つも年を入れて面倒なことになっている
2020年のシーズンと言ったときに、2019-2020のシーズンなのか2020-2021のシーズンなのかわからないのである
なぜこのような日程になっているのかわからないがまぁ何かしらのっぴきならない事情でもあるのだろう
しかし、この日程で個人的に問題なのはプロ野球との兼ね合いである
プロ野球のシーズンが佳境となる10月にMリーグが開幕し、プロ野球が開幕する3月末頃にMリーグはセミファイナルからファイナルに入るような山場である
プロ野球観戦を生業としている私個人としてはプロ野球のシーズン中にMリーグの試合を追うことは往々にして難しい
せめてファイナルの最終試合だけでも土曜日の夜とかにしてプロ野球の試合を躱すようだと嬉しい


・放送形態について

Mリーグの試合はAbemaTVさんにより19時から生放送されている
生放送なら無料で視聴できるのは本当にありがたい限りである

しかしながら放送に関して気になることもある
放送開始から試合開始までの間の悪さである
放送開始・実況解説及び対戦カードの紹介→CM→第1試合出場選手紹介
→CM→第1試合開始
試合が始まるまでの短時間の間に2回もCMが流れる
そして
第1試合終了→CM→インタビュー・ハイライト→CM→第2試合出場選手紹介
→CM→第2試合開始
こんな感じで試合開始と終了後のテンポの悪さが気になってしまう
試合の途中にCMを入れられないということでこのような形になっているのかもわからないが、選手紹介から試合開始まではスムーズに行ってほしいものである

19時開始というのも個人的には微妙なラインである
平日の仕事終わりでも試合開始から視聴できるというメリットはあるが、それに伴い終了時間も遅くなってしまう
麻雀は試合時間が決まっていないのはおろか展開によって短時間にも長時間にもなってしまうような欠陥ゲームである
成績同様に試合時間もブレブレなのだ
プロ野球であればだいたいが3時間、たまにバカ試合や延長等で4時間を越えたりもするが時間の予測はしやすい
これの何が問題なのかというと、2試合目が終わるのは22時を越えるのは当たり前だし、23時を越えることも多い
なるべく22時半には布団に入り23時前後には眠りにつくように努めている私にとっては試合終了まで見届けるのが大変困難になっているのだ

Mリーグ開幕日の試合前には開幕の儀があり、Mリーグファイナルの最終日には試合後に閉幕の儀を行うのだが、これは別日にすればいいのではないかとずっと思ってる
特にファイナル最終日なんてただでさえ試合時間が長くなるのに、試合終了後まで試合のないチームの選手や放送スタッフまでも拘束する必要があるのだろうか
そして試合後にやるということはつまり私個人においてそれを最後まで見るのは無理なのだ


この熱狂は果たして

Mリーグは2年目に「この熱狂を外に」、3年目には「もっとこの熱狂を外に」とのスローガンを掲げ、とにかく熱狂させようと発狂していた
だが4年目を終えても外で熱狂しているような輩は私の知る範囲では見当たらない
まだまだ狭い麻雀業界内での盛り上がりでしかない
AbemaTVさんも赤字が続く中でいつまでMリーグが存続するのかわからないし、麻雀という特殊で閉鎖的な競技をどうやって外に開放していくのか
今後の発展を心よりお祈り申し上げます


終わり

ということで、長々と読みづらい文章で個人的な事情による文句を綴ってきました
点数表示やポイント計算など細かい部分の文句もまだまだ挙げだしたらキリがないのだけれど
その辺はMリーグというよりもこれまでの麻雀業界の風習みたいなものも絡むしやっぱり長くなりそうだから今回はこれくらいで勘弁するのだ


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