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いざ鬱病からの脱却!

2020年1月。
手の震えが止まらずベットからも起き上がれない日が続き、夫の勧めもあってメンタルクリニックに行った。『ウツ』と診断され、少しホッとした自分がいた。

うつ病とは
うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態です。脳がうまく働いてくれないので、ものの見方が否定的になり、自分がダメな人間だと感じてしまいます。そのため普段なら乗り越えられるストレスも、よりつらく感じられるという、悪循環が起きてきます。
(厚生労働省のHPよりhttps://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_depressive.html)


それまでの私は完璧主義で他人軸で動いていて、『べき』の拘りに埋もれ、専業主婦の母に育った私は母のような子育てをしたく、出来ない自分にイライラし、仕事へのモチベーションも分からないまま、楽しいとも感じられないまま、毎日2人の子供を抱えて、兎に角毎日を必死に過ごしていたように思う。
子供の教育本を読む度に、今の現状とのギャップに溜め息をし、良かれと思って参考書を買いまくって、使い切れない参考書が増えていき、また溜め息。
仕事については、何となく大学卒業後に入った会社に17年勤務。五年おきに異動があり、色々な経験もさせてもらった。
しかし、このままずっとこの一社で働き続けるか、何となくで働いている自分にイライラしていた。
同僚もこんな私を見て、「仕事楽しいか?」と聞いてきた。素直に楽しいなんて言えない自分がいて、、
子供のちょっとした悩みも度重なり、、
実母の体調も悪かった時期もあったりして、、
40手前のなんだか分からない焦りもあったりして、、

もう私は私の人生の舵取りを自分では出来なくなっていたのだ。。

何を目的に、何が自分は好きなのか、どう生きたいのかもよく分からなくなっていた。(超危険..)

長女の中学受験も視野に入れる時期、我が家はどういった教育方針で育てるか、考えてはいたが。。小学校から私立育ちの私とずっと公立育ちの夫とに価値観の違いも。
夫との価値観の違いを受け入れながら、彼のつかぬく「子供の主体性」の主張に、いかに私は「べき」の呪いに囲まれていたかを気付かされた。

ウツと診断されてから、私は「休職」という制度を使って、仕事を休んでいる。
そんな中、コロナ渦となり、世の中も様変わりし続けている。コロナ渦で、我が家の生活も一変。

この休みの間、病院の通院とカンセラーさんとの面談もあり、随分復活した!
病院の待合室には老若男女様々の方がいる。たぶん、精神的に辛い方は多いのではないか。特にコロナ渦でもある。
私は幸いにも多分軽い方だろうとおもうけれど、それでも、やはり完全に復活するには時間がかかる。

鬱病は、心の風邪のようなものだという。誰でもかかりうる病気なのである。

鬱病の前の自分に今の自分が言いたいのは、まずは壊れる前に休みなさい!と言うこと。
もう無理!となって辞める方法もある。また休むと言う方法もある。
何が良かったのか、何が出来たのかは分からないが、未来はいくらでも変えられる。
変えられるのは、他人ではなく、今の自分と未来の自分だ。
まずは、スモールステップで、ちょっとずつ変わっていくこと。凝り固まったマインドを変えて他人軸を捨てること。
全ては、トレードオフ。
ポンコツな自分も受け入れつつ、自分の気持ちを大事に、やりたくない事を徹底的に排除する事。

至らぬ文章だが、備忘録として、また私のスモールステップの一つとして残しておきます。

今どなたか困っている方がいたら、ぜひ、休みましょう!!

最後に、私の大好きなワーママはるさんの『やめる時間術』。
この本には自分で自分の人生をコントロール出来るよう、自分の好きなように時間を使う術が書かれている。
いかにこの術を使い、自分のモノにするかだ。
24時間を可視化して、引き算、足し算をしてみよう。

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