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2021年10月7日放送 坂本サトル「ひとりミリオン」

坂本サトルさんのラジオ番組『坂本サトルのひとりミリオン』(FM青森 毎週木曜21:45~21:55)のリスナーです。
サトルさんが、ご自身の楽曲について語る言葉を記録していきたいと思い、noteを始めました。
読んでいただいたメールと、サトルさんのコメントを記載します。

2021年10月7日 放送『坂本サトル ひとりミリオン』より
(以下、まめきち41号のメール)
サトルさん

こんばんは。
先週のレモネードデイズについてのお話、大変興味深く伺いました。
坂本サトル『レモネードデイズ』(2121年9月23日ひとりミリオン)|mamekichi41|note
特に、サトルさんと、プロデューサーであるカーネーション・棚谷さんが激論を交わしたという点、そして、いま、サトルさんが棚谷さんの言っていることがわかった、信じてよかったという言葉がとても印象的で、音楽のおもしろさ、奥深さを感じました。
このお話を聞いて、思い浮かべたのが、サトルさんがプロデュースした伊東洋平さんのアルバム『Hereditary』でした。
冒頭を飾るアルバム表題曲「Hereditary」は、イントロからサンプリング素材を駆使し、不穏さ全開。
ギターサウンドがしびれるカッコよさのこの曲は、明るくポップといった従来のイケメン’ズおよび洋平イメージを飛び出し、確実に洋平さんの歌の幅を広げました。洋平さんにとって、とても大事な1曲になっていると思います。
サウンドプロデュースとアーティスト、作品の関係についてこれからも注目して聞いていきたいなと思います。

ラジオネーム まめきち41

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(以下、坂本サトルさんのコメント引用)

そうですね。
サウンドプロデュースとか、プロデュースを担当するときっていうのは、
俺はね、担当したアーティストの意外な側面というか、持っているんだけど本人も周りも気づいていないようなこと。
それを広げてあげると、俺がやった意味があるなと思っています。
そうやって振り返ってみると、棚谷さんが俺の幅を広げようとして、
俺に提案してくれたことがね。
その時は、俺は正直納得していなかったけど、棚谷さんを信じて、『レモネードデイズ』という曲を、サンプル音源バリバリの、ループミュージック的な感じでそういうアレンジを棚谷さんがしたときに、反発もしたけれども。作品には納得していないけど、棚谷さんが言っていることには納得したから。棚谷さんを信じて、OKしたんですけど。
それが、20年近く経って、自分がいまそれをやっている、同じようなことをやっているという。
んー、だから、やっぱり先輩とか、大きいものを考えている人の話っていうのは、納得できなくても信じるっていうときも必要なのかなっていうのを、思ったりもしますね。

この「Hereditary」のアレンジは、俺の中でも、奇跡のような、ウルトラC的に決まったものですので、ぜひ聞いてもらいたいと思います。

(引用おわり)

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サトルさんの、『終わらない歌』リリース当時のインタビュー。
「ここでやめたら、ジガーズ・サンの曲は犬死ですからね」 | BARKS

サトルさんのプロデュース観がわかる、南波一海さんの素晴らしいインタビュー。
連載:南波一海 presents ヒロインたちのうた 第2回 坂本サトル(後編) - CDJournal SPECIAL

■仙台在住のシンガーソングライター伊東洋平さん
伊東洋平公式サイト|仙台在住アーティスト:歌であなたに笑顏を届けます (ito-yohei.com)

■坂本サトルさんがプロデュースした伊東洋平さんのアルバム『Hereditary』
Album「Hereditary」 | Yohei Ito Online Shop (stores.jp)

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