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2022年1月20日放送坂本サトル『ひとりミリオン』(サトルさん&洋平さんのふたりミリオン)

坂本サトルさんのラジオ番組『坂本サトルのひとりミリオン』(FM青森 毎週木曜21:45~)のリスナーです。
サトルさんが、ご自身の楽曲について語る言葉を記録していきたいと思い、noteを始めました。
読んでいただいたメールと、サトルさんのコメントを記載します。

2022年1月20日 放送『坂本サトル ひとりミリオン』より
(サトルさんのコメント、洋平さんのコメント引用は太字)
※この日は、『ミリオンレディオ』に伊東洋平さんがゲスト出演されていました。

坂本サトル(以下、サ) はい。『ひとりミリオン』は、普段は私がひとりでやっていますけども、今日は洋平に残ってもらいまして。
伊東洋平(以下、洋) すみません、ありがとうございます。
サ)今日は「ふたりミリオン」で。
洋)「ひとりミリオン」の”ひとり”が好きなんだよっていう方が絶対いらっしゃると思うんですけども。ほんとに恐縮ですが。
サ)笑。たまにはね。でね、質問がきてて。これはゆっくり答えてほしかったので、こっちで読もうと思いました。

(以下、まめきちのメール)
こんばんは。洋平さん、昨年は仙台サンプラザでのすばらしいライブ、お疲れさまでした。
サトルさんから洋平さんにぜひ聞いていただきたいことがありメールしました。

洋平さん、お支払い関係はその後いかがですか?サトルさんが『ミリオンレディオ』でもたびたび、「仙台サンプラザの使用料は高い!キャンセルもできない」とか、「1人の男が支払う金額じゃない」とか、「洋平を助けると思って…!」と発言していましたので、心配せざるを得ません。
ミリオンリスナーが一番心配していると思います。洋平さんも、仙台で言いづらいことも青森でならきっと言えると思います。実際のところいかがですか?例えば、「もっとグッズ買ってほしい」とかあれば、買います!

サ)さっき車でそんな話してたんだけど。こっそり車の中でね。なかなかの金額ですね。
洋)はい。ま、そんだけのことをやったな、っていう感じで。
サ)そうだよね。結局、ほんとは(仙台サンプラザにお客さんを)2000人入れて、それで、いろんな経費も賄いたかったんだけど。コロナ禍で、入場制限でその半分の1000人しかお客さんを入れられなかったから、それは赤字になっちゃうよね。
洋)そうですね。規模的には仙台サンプラザが満員の2000人入れた時と同じ状態のライブを、そのまま全部やったので。
サ)だから、ここからはもう、今年は、赤字を返していくと(笑)
洋)そうですねー。ま、あまり考えてない…っていうと、無責任な言い方になっちゃうのもあれなんですけど。そこを考えて活動していきたいわけではないので。
サ)そうだよね。
洋)ただ、どちらにしろエネルギーのもとになっていくので。意欲になっていくので。いまは、仙台サンプラザのライブが終わって、「もっとうまくなりたい」「もっと成長したい」それは歌をうたう人間としてなのか、人間として歌うのか、なんですけど。純粋にそれは感じているので。意欲的にガァっとやっていって、それで結果的に「あ、返せてる」ってなったら、それはそれでいいなと。
サ)まあ、動けていりゃあね、お金も回っていくから。知らないうちに、うん。あとその、洋平が言ったからついでに言うけど。洋平っていま40歳でしょ?で、こっからどんどん、歌と人間が1個になっていくから。
洋)はい。
サ)人間が歌って、歌が人間になるっていうか。どんどんどんどん、1個になっていくと思いますよ。


仙台サンプラザのライブは、当日会場に見に行きましたし、その後、配信チケットを買ってアーカイブを楽しみました。配信を見ていて気がついたのですが、ある歌の中で、歌詞間違いかな?と思うところがありました。このような場合、例えばラジオでライブ音源をかけたり、DVDとして販売する際には、お直しするものなんでしょうか?
サトルさんにもお伺いしたいのですが、一般的に、ライブ音源の歌詞間違いは、どのように対処されていらっしゃいますか?

サ)歌詞間違いの自覚ある?
洋)あります。はい。
サ)歌詞間違いは、洋平はどうするの?
洋)これは、仙台サンプラザライブに関しては、そのままいこうと思っていて。そのとき歌った生ものなので。ちょっと言い訳みたいになっちゃうんでうけど、自分でテーマにしているのが、ライブでなにか間違ったときに、すぐ切り替えたり、つなげてでもいいから絶対に気持ちを崩さない。
「あ、間違えた!」みたいにならないように意識していて。間違った歌詞を歌ったとしても、これが正解だ!みたいな勢いで。いききるっていうのをすごくテーマにしているんです。サンプラザのライブではその辺をちゃんとやれたと思って。まぁ間違えないにこしたことはないんですけど。それは良かったなって思いますね。
サ)今日はこういう風に歌いたかったんだよ!っていう、みたいなね。
洋)そう、みたいな。込めている気持ちをぶらさずに。
サ)俺もね。たとえばね、てにおはを間違うとか、1番の歌詞を2番で歌っちゃったとかあるじゃない。それはいいんだけど、明らかに変なこといったり、まったく歌詞がでてこないとかね。そういうのは、レコーディングの方法にもよるんだけど…ここでバラしちゃうと、この間発売した『4月3日に生まれて』(ライブアルバム)でね、歌詞を1か所とギター1か所、まちがっちゃってたの。それが、あんまりよろしくない感じだったので、後で差し替えました。スタジオで歌い直してます(笑)。
洋)それはそれで、できるのがすごいですよね。
サ)ライブとまったくおんなじマイクで…
洋)すごいなー。
(ここからサトルさんが間違いのお直し方法をお話されていますが、ここだけの話ねって言っていたので割愛)
サ)はい。直しました、私。すみません(笑)

③ ちょっと真面目な話で恐縮ですが、佐藤達哉さんが、某ラジオで、「サトルくんが言ってくれたから良かったんだけど、洋平は少人数のセッションでライブを行うことが多かったから、メンバーにもセッション感が染みついていたところを、その感覚を一回抜いて、せっかく作った音源通りやれたのがすごく良かった」(意訳)といったことを仰っていて、音楽家ならではのお話しだなと心に残りました。これは、サウンドプロデュースを行っているサトルさんは、どのような意図でそのようにお話しし、洋平さんはどのように受け止めたのでしょうか?
(まめきち42号)

サ)(意味深な笑)。えーとこれは?某ラジオって?
洋)僕のラジオ番組(伊東洋平『ボクラノウタ』(tbc東北放送))ですね。その中で、達哉さんにインタビューっていう形で聞いて、お話されてました。みんなもいる中でお話されてましたんで。
サ)あ、そう。じゃぁ全然いいね。リハのときに、せっかく新しい音源もリリースしたばっかりだしね。12月25日の仙台サンプラザのライブは、とっても大切なライブだけども、12月10日にアルバム『Door』を発売した直後のライブでもあるから、CDと同じものを聞きたいっていう気持ちも、お客さんにもあるだろうから、それでやってみたらどうだろうっていうことで。洋平のリハーサルで、音源に忠実にやってみようよって、みんなに言わしてもらったりして。
洋)リハに行く前からお話いただいてましたよね。
サ)洋平にはね。
洋)そうやっていこうって。
サ)セットリストをそれで、いろいろ考えたりして。ライブはライブだからっていう考え方ももちろんあるんだけども。せっかく作ったものを、何曲かでもいいからCD通りに、みたいなのがあると、ライブが締まるんじゃないかと思ってね。そんな話をしたりして。洋平はどうだった?
洋)まさに、その締めていくところと、ライブ感あるセッションとがあって。メリハリですよね。やっぱり、良さとして醸造していきたかったのは、心の中でのセッション感。そういうものは積み上げていけたし、そのうえで改めて、音符どおりに演奏したときに、ただ音符どおりやってます、譜面通りやってます、じゃなくて、もっとそれがいいものになっていくなと。
サ)そうだね。
洋)今回そうやって感じられたので。全然物寂しさもなく。ほんとに熱くやれたのはすごくうれしかったですね。
サ)とくにああいうい大きいライブ会場って、ちゃんとしたものが似合うんだよね。
洋)それは、演奏してみてそう思いました。やったうえでなお、そう思いましたね。
サ)はい。ということで、洋平の新しいアルバム『Door』発売中です。ほんとにいいアルバムだと思いますので、ぜひ購入して聞いてみてください。
また洋平、遊びに来て。青森で待ってますので。
洋)今日は楽しかったです!
サ)坂本サトルと、
洋)伊東洋平でした。
(引用おわり)


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