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2021年12月23日放送坂本サトル『ひとりミリオン』(伊東洋平 仙台サンプラザライブについて)

坂本サトルさんのラジオ番組『坂本サトルのひとりミリオン』(FM青森 毎週木曜21:45~)のリスナーです。
サトルさんが、ご自身の楽曲について語る言葉を記録していきたいと思い、noteを始めました。
読んでいただいたメールと、サトルさんのコメントを記載します。

2021年12月23日 放送『坂本サトル ひとりミリオン』より

(以下、まめきちのメール)
いよいよ、あさって12月25日は、伊東洋平さんの仙台サンプラザライブですね。
サトルさんはマニピュレーターとして参加されるとのことですが、当日はどのようなお仕事をなさっているのでしょうか?例えば、ライブ中、打ち込みの音源が聞こえたら、「サトルさんだ!」と反応すればいいのでしょうか。
お話しできる範囲で教えて頂けると嬉しいです。

洋平さんは大丈夫そうですか?
仙台サンプラザの大きな舞台で、またトークがすべったりしないでしょうか。それも彼の味わいですかね。

『ミリオンレディオ』のポッドキャストで、過去の洋平さんのトークを聞き直したのですが、なぜ仙台サンプラザを目指すのか、一言でバキッとわかるような理由は、何回聞いてもよくわかりませんでした。しかし、洋平さんは、現状に怒っていたり、焦っていたり、またはローカルの音楽シーンを前向きに変えようとしていたり、そういう思いはすごく伝わってきました。
洋平さんがすごいなと思うのは、キャッチコピー的な「わかりやすさ」を伴わずに、洋平さんのまっすぐな「思い」を熱源として、ここまで走ってきているということです。

そして明後日、ついに、サンプラザの大舞台に立つという夢が叶おうとしています。
ここに辿り着くためには、サトルさんはじめ、たくさんの方々のサポートがあったことと思います。
皆さんで叶えるライブステージを一緒に見届けられるのが、とても楽しみです。
(まめきち42号)

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以下、サトルさんのコメント引用)
マニュピレーターっていうのはね、いろんなお仕事がありまして。
簡単に言うとね、バンドメンバーがステージにいるでしょ?そのバンドメンバー以外の音を出す。同期っていうんですけどね。レコーディングで使った音源の一部を使って、それを流して、それにバンドメンバーが音を合わせて、より、CDに近い感じにする。

ライブはライブ、CDはCDっていう考え方があって、おれも基本的にはそうなんですけど。だけど例えば、「この曲はCDと同じ感じにしたいな」っていうのが、たまにあるんですよね。印象的なフレーズが、楽器ではない不思議な音だったりして。
今回のライブは特に、ホールで、大きなステージだから、ライブセッションみたいなのもいいんだけど、きっちり作りこんだ音っていうのも、映えるんだよね。だからそれ用に、タイミングを合わせて音を出したり、それ用の音源を作ったりね。裏方ですけれども、大事な役目があって、俺がそれをやるということなんですよね。なぜならおれがレコーディングデータをもっているから(笑)。それを使うという。
だから、CDとおんなじ感じで聞こえてきたら、おれがスイッチを押していると思ってください(笑)。パソコンのスイッチをぱしっ!て。プレイボタンを押すだけなんですけどね。はい。これも緊張するのよ。作ったデータがちゃんとしているのか?とかね。ドラムがクリックを聞きながら演奏するんだけど、それがずれるんじゃないか、とかね。
ドキドキしながら聞いてるんですけど。あと、ついついボタンを触っちゃって音を止めちゃったりとかね(笑)。ライブがぶち壊しになっちゃう(笑)。ステージの端の方、みんなから見えないところでそういうことやってますので。

洋平のトークはね、すべってもいいんじゃないですか?そこも含めてあいつのおもしろいところだから。あいつ、言いたいことがいっぱいあるから、それをまとめずに言うから(笑)。そこがあいつのいいところなんですよ。俺はそう思ってます。

洋平ってね、なんていうか、例えばヒット曲があってバァーッて人気がでたとかでもなくて、とにかく日々のライブの中でお客さんが増えてって、気が付いたら500人、1000人っていう会場をいっぱいにできるようになったっていう。なんとも不思議な。音楽プラス人間力だと思うんだけどね。洋平の場合は。
普通の人が言ったら、クサイとか、嘘くさいとか、暑苦しいって思うことを、あいつは本気で本心で思っているから。そこに楽曲センスっていうのが加わって、ほんとに独特の世界観ができていると思いますね。

明日から会場入りして、最終リハして、明後日本番を迎えるんだけど。
洋平はもちろんテンションあがっているんだけど、周りのみんなも高まってきてて。おれもいま高まってきててさ。
そんな気持ちになるくらい、みんなの気持ちが一つのライブにむかってグワァって向かってますので。ぜひ来られる方、楽しんでください。
ひとりの男の夢にみんががのっかって、何年間もみんながそこに協力して集中していっている、珍しい感じだと思うのね。はい。

いまかかっている曲は、『Door』の中から「TKDB」です。私がプロデュースしてます。これなんとね、コーラス、『ミリオンレディオ』のチームが全員参加してますから。
伊藤ディレクターの娘も参加してます。

洋平のライブに来れる方は会場でお会いしましょう!坂本サトルでした。(引用おわり)


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