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リーダーシップ・チームビルディング

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リーダーシップやチームビルディングについてまとめております。 学術論文や、第一線分野の人たちの知見をまとめたエビデンスベースの情報をご提供いたします。 以下も是非ご覧ください。 …
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記事一覧

【チームビルディングに使えるGood&New】

1.3〜5人のグループに分かれる
2.誰かが1分間話す
3.話終わったら話して以外が拍手する
4.次の人が話す
5.全員が話終わるまで繰り返す
6.最後の人が「今日もよろしくお願いいたします」と言って終了

(ピーター・クライン)

【コーチングって何?】

コーチングとは、質問・承認・提案のサイクルを通じて、
その人自身が成長していく過程をサポートする手法

一方的な教える側と教えられる側という立場ではなく、
対話によって、自身の持つ考えや視点に気づいてもらい、自発的な成長を促すことが特徴

(コーチング)

【コーチング資格まとめ(一部)】

1.ACC
2.PCC
3.コーチング心理士
4.生涯学習開発財団認定コーチ
5.日本コーチ連盟認定コーチ
6.初級教育コーチ
7.GCSコーチ
8.日本NLPコーチ
9.米国NLPコーチ

【本来、ティーチングが必要な人にコーチングしてしまわないようにするために】

「重要だが緊急ではない」✖︎「目標達成意欲」✖︎「(その時点の)目標達成能力」

「目標達成能力」がない人には必要なのは「ティーチング」

「コーチング」は上記3点を満たす人向けに

(5dump)

【相手の意見に耳を傾けることが最大のパフォーマンスにつながる】

部下は上司に意見を求められることで信頼され、認められていると感じる

そうした実感を持った部下は自信をもち、更なる向上心、やる気に繋がり結果的に部下は育つ

(ジョージワシントン大学 マイケル・J・マーカート)

【真剣に他人にアドバイスすべき理由】

他人にアドバイスをすると、助言した人自身もパフォーマンスが向上する傾向がある。
高校生対象の研究では、無作為に割り当てられた後輩にモチベーションを上げるようなアドバイスした生徒は、その本人も成績を上げた。

(コーチ効果 アダムグラント)

【Z世代とのコミュニケーションで求められる共感型リーダーシップ】 「〇〇ハラ」に代表されるように、”叱責”型では、心に響かない一方通行の「命令」が通用しなくなっている。また、SNSで情報が溢れる中、”共感”型がますます重要になる。 (岡本純子)

【内向型の方がリーダーとして成功する!?】

調査結果によると優れた成績を収めたリーダーは魅力的でカリスマ性に
溢れる人ではなく、謙虚で穏やかでもの静かであり、自己抑制や自制心に優れ、控えめで内気な性格

「ゲイツ、バフェット等は内向的でよく知られている」

(ジム・コリンズ)

【その人に対する評価は本当に正しい?】

人は、自分が似ている人を評価する傾向がある 
1点の美点に引きずられて、全体の評価を底上げする

『人を評価するタイミングは中々ないですが、採用活動、人事評価の際に一度思い返すことが大事ですね』

(類似性効果)

【あなたの評価は評価者の偏見や癖に影響されてしまう?】

評価の70%は評価する側に関する要因のみで決定されてしまう
評価される側のパフォーマンスによる評価の違いは20%にも達しない

『360度評価も活用し前に進むのみです』

(マーカス・バッキンガム/アシュリー・グッドール)

【心理学が証明?少数派の意見が多数派の意見を揺るがすタイミングは必ずくる!?】

少数派の1人が
-意見を一貫して変えない
-過去に大きく貢献した実績がある

このとき多数派は自らの意思で少数意見に同意する

(マイノリティインフルエンス モスコヴィッシ/E・P・ホランダー)

【カリスマが生まれる理由とは!?】

危機と混乱、複雑性の時代においては、伝統的・理性的な制度に対する信頼は崩壊する

代わりに、人々はある種の個人がもつ非理性的な魅力に依る救済や贖いを求めてしまう

「いつの時代にも起きる大災害、戦争などがその契機」

(マクスウェーバー)

【企業が取り入れるマインドフルネスの効果】

大手医療保険会社エトナで全社員にマインドフルネスを取り入れた結果、

・社員のストレスが1/3になり、仕事効率が向上
・従業員の医療費が大幅に減った
・1人あたりの生産性が3000ドル/年高まった

(Kabat-Zinn)

次世代経営者を目指す人がもつべき、“価値観”“姿勢 “マインド”の変化

実はリーダー個人の価値観や姿勢、マインドの変革こそが、社長後継候補の準備、経営陣の強化に大きく関わっている 自分の軸を持ちつつも、自分の限界をも知り、謙虚に学び続ける姿勢を身に付けた自己変容型知性の社長は、苦境や修羅場をむしろ成長の機会と捉え、自己や組織のさらなる進化につなげることができます それまで期待に埋もれかけていた人材群の中からも、上記を重視したところ、指名委員会から高い評価を受ける社長後継候補が次々と浮かび上がってくる結果となってきた