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日常生活に役立つ脳の知識

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日常生活に役立つ脳の知識についてまとめております。 学術論文や、第一線分野の人たちの知見をまとめたエビデンスベースの情報をご提供いたします。
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#リモートワーク

【覚えておきたい!?日常生活に重要な3/60種類の脳内ホルモン】

セロトニン:幸福感
ノルアドレナリン:注意力、判断力
ドーパミン:やる気

『食事の栄養素(タンパク質、ビタミン、鉄・亜鉛、ミネラル、脂質)を元に、運動中や睡眠中に分泌される』

(心療内科医 姫野友美)

【コロナ禍で集中力を失っても自分を責めずに自分への共感の気持ちをもつことが大切】

継続的にストレスと不安を抱えている状況では、
脳が危険から身を守る衝動的な領域を優先するため、
集中や批判的な思考、決断を支援する脳の前頭前皮質が停止する

(エール大学 エイミー・アーンステン)

【100の意思決定をなくすための1つの意思決定をすることが成功への近道!?】

不完全な情報しかない状態で意思決定を迫られ続けると、
脳の処理能力に負荷がかかり、ミス率と諦める割合が高くなる

やらないこと等の原則を定めることで判断を減らすことができる

(ティム・フェリス)

【近年わかってきた科学的な学習方法】

理想的なインプットとアウトプットの比率は3:7
夜にインプットして朝にアウトプットする

(コロンビア大学)

1.レベルに合わせた短い動画を見る
2.人と対面して、ディスカッションなど実践する

(反転学習)

【同時に集中できるリソースは私たちの中で限られている!?】

最初に提示された情報を処理するために「注意資源」が多く使われてしまい、
後続の情報の処理に必要な資源が足りなくなる
(資源剥奪モデル)

一方で、多くの不要な情報の中から脳が注意を振り分ける理論もある
(選択モデル)

【在宅中に1度自分のやる気スイッチをオンにしてみるべき理由!?】

人は自らの口でカウントダウンするなどによりドーパミンが出る。
(メル・ロビンズ)

つまらないとか面倒と思っていることでも1度始めてみると
ドーパミンが脳の側坐核を刺激してやる気が出る
(作業興奮 クレペリン)

【私たちの脳は一度にできるタスク量が限られている】 前頭前野が担うワーキングメモリーは一度にこなせるタスクが限られ、 シングルタスクの方がパフォーマンスは高まる。 『マルチタスクができる人は脳のワーキングメモリーの切り替えが上手い人』 (エヤル・オフィル)