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日常生活に役立つ脳の知識

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日常生活に役立つ脳の知識についてまとめております。 学術論文や、第一線分野の人たちの知見をまとめたエビデンスベースの情報をご提供いたします。
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#ストレス

【覚えておきたい!?日常生活に重要な3/60種類の脳内ホルモン】

セロトニン:幸福感
ノルアドレナリン:注意力、判断力
ドーパミン:やる気

『食事の栄養素(タンパク質、ビタミン、鉄・亜鉛、ミネラル、脂質)を元に、運動中や睡眠中に分泌される』

(心療内科医 姫野友美)

【ストレスをポジティブに捉えることでパフォーマンスが高まる】

スピーチ前に感じるストレスを「楽しくなってきた」とポジティブに解釈するグループは、17~22%パフォーマンスが向上

「ストレスの捉え方、言語化で感情の再構築が可能」


(リアプレイザル アリソン・ブルックス)

【極限の集中状態でストレスと失敗の恐れに打ち勝つ】

目標が明確で迅速なフィードバックがあり、
行動の機会(チャレンジ)と行動の能力(スキル)が釣り合っている時に
フローの状態に入る

『ストレスと退屈の合間が最高のパフォーマンスに』

(フロー状態 ミハイ・チクセントミハイ)

【同時に集中できるリソースは私たちの中で限られている!?】

最初に提示された情報を処理するために「注意資源」が多く使われてしまい、
後続の情報の処理に必要な資源が足りなくなる
(資源剥奪モデル)

一方で、多くの不要な情報の中から脳が注意を振り分ける理論もある
(選択モデル)

【コロナ禍の物忘れや集中力の低下の危険がある頭が常にぼんやりする感覚に注意】

コロナのストレスによるコルチゾール(グルココルチロイド)の過剰分泌により、海馬や前頭前野や扁桃体のシナプスを破壊することで起こる

『学習プロセスの阻害にもなるため注意が必要』

(ブレインフォグ)